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ユーリ使用カード 効果モンスター 《捕食植物フライ・ヘル》 《捕食植物モーレイ・ネペンテス》 《捕食植物スキッド・ドロセーラ》 《捕食植物セラセニアント》 《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》 《捕食植物セファロタスネイル》 《捕食植物テッポウリザード》 《捕食植物コーディセップス》 《捕食植物オフリス・スコーピオ》 《捕食植物スタペリア・ワーム》 《捕食植物ダーリング・コブラ》 《捕食植物バンクシアオーガ》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》 《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》 ▲画面の上へ シンクロモンスター 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》 ▲画面の上へ 魔法カード 《ヴァイオレット・フラッシュ》 《融合》 《プレデター・プランター》 《超融合》 《捕食接ぎ木》 《種砲連射》 《捕縛蔦城》 《超越融合》 《破滅の実》 《破滅の花》 《ノーアクション》 《クラッシュ・アクション》 ▲画面の上へ 罠カード 《エクストラ・シェイブ・リボーン》 《夜爆花》 《捕食発芽》 《リュウカズラ》 《捕食植物蘇生》 《嘲りの世界》 ▲画面の上へ
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登録日:2017/11/17 (金) 02 21 10 更新日:2024/03/05 Tue 14 22 33NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 インベイジョン・オブ・ヴェノム クラッシュ・オブ・リベリオン クロスオーバー・ソウルズ ザ・シークレット・オブ・エボリューション ザ・ダーク・イリュージョン ザ・デュエリスト・アドベント シャイニング・ビクトリーズ ディメンション・オブ・カオス ネクスト・チャレンジャーズ ブレイカーズ・オブ・シャドウ マキシマム・クライシス レイジング・テンペスト 第9期 遊戯王 遊戯王ARC-V 遊戯王OCG 遊戯王OCGパック項目 遊戯王OCGのパックのシリーズの1つ。 2014年3月から2017年3月まで展開された。 前期:第8期 次期:第10期 遊戯王ARC-Vの放送開始に伴い、このシーズンの開始と共に商品名が「遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム」に改められた。 なお第10期開始時には遊戯王VRAINSが放送開始されたが、商品名は「ヴレインズオフィシャルカードゲーム」ではなく、 最初の商品名である「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」に回帰した。 マスタールール3への移行に伴い、新規に実装されたペンデュラムモンスターが収録されるように。 前期では新登場したエクシーズモンスターばかりが収録され既存の儀式・シンクロが増えない時期がしばらく続いていたが、 今期はこの時期に放映開始したアニメARC-Vの世界観に合わせてかできるだけ多くの種類のモンスターが収録されるようになっている。 またパッケージのモンスターはARC-Vで設定上重要となるドラゴンがいたためか、 ドラゴン族デッキ使い自体はほとんどいなかったアニメ本編に対して、ほとんどがドラゴンとなっている。 カードテキストの書き方が分かりやすく一新され(*1)、 カードの効果テキストに通し番号が付き、どこからどこまでが1つの効果なのかが分かりやすくなった。 召喚条件や効果外テキストには番号が付いておらず、効果として扱われる部分との判別がしやすくなった。 発動条件と効果処理が別々の文章で書かれるようになり、コストや対象をとる効果かどうかの判別がしやすくなった。 と、コンマイ語を改善しようとする企業努力が見られるようになった。 新しいカードだけでなく、古いカードも再録される際に全て最新のテキストに直されている。 この変更は、デュエリスト達から歓迎と驚きの声を持って迎え入れられた。 コンマイ語の項目も参照。 また、テキスト以外にも アルティメットレアの加工が全面レリーフ加工から背景のみの加工となり、イラストの視認性が改善 「光天使」「真紅眼」などの既存テーマの積極的な強化 OCG化が絶望視されていたアニメオリジナルカードカードのOCG化 など、様々な面での改善が図られていた。 一方で、前期までのデッキを置いてきぼりにするレベルのカードがいくつも登場しては規制という流れを何度も繰り返したため、 凄まじいインフレを起こした時代と認識するユーザーが多い時代でもある。 事実、規制経験のあるカードが収録されていないパックは1つしかない。 とはいえ、トレーディングカードゲームにとってインフレは避けて通る事のできない道ではある……。 最も多くの一般パックが発売されたシーズンであり、12弾までパックが作られている。 また第3期以降パック名は英字をベースとして作られていたが、このシーズンのみカタカナがベースになっている。 1年目 人気だったDTストーリーの新展開の開始、アニメテーマに対する強いオリジナルカードの支給、 そしてワールドプレミアをはじめとする既存テーマの的確な強化などが行われた。 通常パック以外ではコレクターズパックで《ソウル・チャージ》や《狂戦士の魂》などの OCG化不可能と思われていたカードが拾われるといったファンサービスも行われた。 新シーズン最初の年という事で様子見しているのかペンデュラムモンスターは使いにくいスケールやデメリット持ちが多い。 シャドールや影霊衣といった過去の不遇召喚法をテコ入れしつつ、特殊召喚・エクストラのメタを行うテーマの傾向が見られる。 第一弾 ザ・デュエリスト・アドベント 2014年4月19日発売。 パッケージは遊矢のエースモンスターであるオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン。 初登場の「超重武者」、「幻奏」や「EM」を中心にARC-Vの初期にて使用されたカードが多い。 新たに登場した種族である幻竜族に属する「竜星」が登場。 「H・C」、「魔人」、「光天使」などアニメZEXALに関連するワールドプレミア枠カードも収録。 また凄まじいアドバンテージ獲得能力を持つ融合テーマ「シャドール」や、 高速でエクシーズ召喚を行う「テラナイト」がこのパックで登場。 高いカードパワーから8期終盤に活躍していた【アーティファクト先史遺産】を大きく突き放して環境トップに。 ランク4の必須枠の座をアークナイトから奪った鳥銃士カステルもこのパック出身。 何故かCMではオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの3Dモデルとパック名程度の登場にとどまり、 どんなカードが収録されているのか一切公開されなかった。 第二弾 ネクスト・チャレンジャーズ 2014年7月19日発売。 パッケージはユートのエースモンスターであるダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン。 ARC-Vのメインキャラ達が使う「EM」、「幻奏」、「超重武者」、「ファーニマル」の関連カードが多め。 ワールドプレミアはZEXALの関連カードに加え「HERO」やOCGオリジナルテーマのカードも収録。 初の本格的なペンデュラムテーマである「クリフォート」が登場。高い安定性を持つため環境の一角に。 同時期にストラクチャーデッキが発売された「HERO」も新規モンスターを加えて同じく環境入り。 前弾で登場し猛威を振るっていた「シャドール」、「テラナイト」も順調に強化。 強烈なエクストラデッキ破壊効果を持ち注目された轟雷帝サボルグや、 強固な耐性を持つ融合モンスター始祖竜ワイアーム、 強力な効果を持つが、当時はあまり評価されていなかった崇光なる宣告者等も登場。 引き続きCMでのカード情報公開は無し。 第三弾 ザ・シークレット・オブ・エボリューション 2014年11月15日発売。 パッケージは久々の融合モンスターとなるルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン。 ここからアジア版にのみ存在していたシークレットレア仕様が日本でも復活し稀に封入されるようになった。(*2) 新たに登場したテーマは「インフェルノイド」と黒咲の使用する「RR」。 暗黒騎士ガイアやサイコショッカーなど懐かしのカードのサポートも収録。 ワールドプレミア枠には宝玉獣の強化カードや新たなナンバーズであるスペリオルドーラなどが登場した。 全体的に新規テーマよりも既存テーマの強化が多い。 この弾から再びCMで収録カードの情報が公開されるようになった。 第四弾 クロスオーバー・ソウルズ 2015年2月14日発売。 パッケージはユーゴのエースモンスターであるクリアウィング・シンクロ・ドラゴン。 前弾で復活したシークレットレア仕様が1箱に1枚封入されるようになった。 新テーマとして「セフィラ」が登場したが、あまり纏まりがよくなかったためしばらく影が薄い時代が続く。 海皇子ネプトアビスやサイバー・ドラゴン・インフィニティ、帝モンスターのサポートなど、 既存デッキの新たな中核となる強力なカードがワールドプレミア枠で登場。 高い汎用性からシングル価格が高騰した幽鬼うさぎや新たな魔法・罠破壊汎用カードのギャラクシー・サイクロン、 エクストラデッキの固定化を推し進めた問題児、星守の騎士 プトレマイオスも登場。 有用なカードの多さから非常に人気が高いパックであったため、全国的に品薄になったパックでもある。 その後も再販されてはその度に売切れるほどの人気であった。 2年目 翌年の映画のためか、初代のカードのリメイク・カテゴリ化が押し出された年。 公式もペンデュラムカードを作り慣れてきたのか、縛りなしの2-7スケールを持ったイグナイトが登場。直前のセフィラ涙目。 通常のOCG新規テーマは数パックにわたり強化され続けるのだが、 この年の新規テーマは殆どがそのパック単独で完結する、通称単発テーマと呼ばれるものばかりだった(なお後にまとめて新規が来てはいる)。 それどころか一年目の過去テーマテコ入れはぱったりと止み、ワールドプレミア枠も廃止されたりと、 手持ちデッキの強化を楽しみにしていた人たちにとっては辛い時期となった。 あと通常パック以外だとあのヲーに並ぶ原作非再現として名高いアンチホープが死産登場した年でもある。 第五弾 クラッシュ・オブ・リベリオン 2015年4月25日 パッケージはペンデュラムとエクストラデッキモンスターの初の複合モンスターとなる、 覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン。 1BOXに封入されるスーパーレアの枚数が6枚に増え、スーパーレアのカードの入手難易度が低下した。 第一弾から収録され続けていた儀式モンスターが未収録となった。 新登場した「Em」が注目され、その効果を使いランク4モンスターを展開する【クラウンブレード】が環境に注目される。 面白自殺集団と揶揄された「イグナイト」やライフ回復を得意とする「アロマ」もここで登場。 ワールドプレミア枠はデュエリストセットとして発売された「ライトロード」と「ギアギア」のカードが多い。 第六弾 ディメンション・オブ・カオス 2015年7月18日発売。 パッケージはレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト。 ワールドプレミア枠が既存の10枚から5枚に減少。 新たに「マジェスペクター」や「グレイドル」が登場。 Emヒグルミの登場により爆発的な展開力を得た「Em」と「EM」が手を組んだ【EMEm】が環境トップを独走。 同時期に登場した「彼岸」とストラクチャーデッキの登場で封殺能力を得た「帝」がそれを追う形となった。 度重なる規制により9期初期からここまでに台頭していたデッキは殆ど勢いを失っていた事もあり、 環境はほぼこの3つのデッキのみに絞られてた。 第七弾 ブレイカーズ・オブ・シャドウ 2015年10月17日発売。 パッケージは覚醒の魔導剣士。 8期から続いたワールドプレミア枠が廃止された。 なつかしのバスター・ブレイダーの強化カードが多数収録されている。 新テーマは「ダイナミスト」と「不知火」。 最速禁止タイ(同率一位は上記のヒグルミ)記録を持つEMモンキーボードが登場したウキ。 凄まじい展開速度に安定性まで兼ね備えたEMEmを止められるデッキは存在しなくなり、 環境はほぼEMEm一色、わずかに「彼岸」が存在するかという一強環境に 。 そんな環境の中、かつて「枠潰し」「ザル」と揶揄された結界像達が、9年の時を経て再評価され始めた時期でもある。 他に目立つカードはカウンター罠の手札・ライフコストを無くすという凄まじい効果を持つ解放のアリアドネや、 今なお高い採用率を誇るツインツイスター、神の通告など。 第八弾 シャイニング・ビクトリーズ 2016年1月9日発売。 パッケージはクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン。 9期の一般パックでは唯一規制経験のあるカードが無いパック。 新テーマとして「電子光虫」や「アモルファージ」が登場したが通好みのテーマ程度の地位に甘んじた。 他にはセレナが使用した「ムーンライト」も登場。 決して外れパックというわけではなく、この時期の環境の一角となった「ブルーアイズ」の必須カードや、 強力なエクストラメタである浮幽さくら、儀式サポートの儀式の下準備など、 有用なカードも色々と収録されている。 この時点ですでにEmヒグルミとEmダメージ・ジャグラーが禁止になっており、【EMEm】は事実上消滅。 なお「EM」側は主要なカードが残っていたので、新たに「竜剣士」と手を組みなおも環境トップを走っていた。 3年目 過去テーマ強化が復活し、2年目の単発テーマたちにもテコ入れが入るようになった。 スピリットやデュアルなどの古いジャンルにスポットを当てたテーマも生まれた。 全体的にカードパワー自体は前年よりも控えめ――かと思いきや終盤になってから弾けた。 第九弾 ザ・ダーク・イリュージョン 2016年4月9日発売。 パッケージは涅槃の超魔導剣士。 9弾目パックの発売は第3期以来。 第6弾から収録され続けていた儀式モンスターが再び未収録。 ブラック・マジシャンや岩石族の強化カードが多数収録された。 新たに登場したペンデュラムテーマ「メタルフォーゼ」は環境の一角を担った。 フィールド魔法を張り替えながら戦うテーマ「トラミッド」も登場。 豪快なコストを必要とする強欲で貪欲な壺や優秀な効果を持つシンクロモンスターの瑚之龍も人気。 この頃にはすでにEMモンキーボードが禁止カードに指定されている。 モンキーボード以外の「EM」のパワーカード及び同じく環境上位であった「彼岸」・「帝」にも大きな規制が入ったため、 これらは環境から脱落する事となる。 環境はつかの間の群雄割拠となるが、数ヵ月後にストラクチャーデッキ-海馬瀬人-が発売された事で、 ABC-ドラゴン・バスターを中心とするユニオンデッキが環境を掌握する事となった。 第十弾 インベイジョン・オブ・ヴェノム 2016年7月9日発売。 パッケージはユーリのエースモンスターであるスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン。 10弾目以降のパックの発売は初。 冷遇され続けていたデュアルモンスターにテコ入れがなされ、新規デュアルテーマである「化合獣」も収録。 シンクロテーマである「水晶機巧」やユーリの使用する「捕食植物」も登場。 他にもレッドアイズの強化カードやコレクターズパックで収録漏れとなっていた一部の花札衛カードも収録されている。 パック発売前には公式からTwitter等でカード情報がいくつか公開されたりするのだが、 本パックのカード情報公開に際して餅カエルが紹介され、その強さが話題になったりもした。 第十一弾 レイジング・テンペスト 2016年10月8日発売。 パッケージは覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン。 9期終盤の問題児その1である「十二獣」が登場。 凄まじい出張能力により環境を「十二獣」とそれの派生に染め上げた。 結果として規制カードを数多く排出してしまっている。 もう1つの新規テーマ「WW」も高い出張能力を持っており、1枚のみであるが規制を受けている。 自身のデッキを大幅に削る隣の芝刈りも注目され、それまであまりメリットの無かった60枚デッキに明確な意味を生んだ。 他にも花札衛デッキ最大の切り札である花札衛-五光-や、 創星神の名を持つ新規モンスター創星神 tierraも話題になった。 第十ニ弾 マキシマム・クライシス 2017年1月14日発売。 パッケージはARC-Vのラスボスを務めた覇王龍ズァーク。 9期最後のパック。 9期終盤の問題児その2である「真竜」が登場。 このパックの発売2ヵ月後に「十二獣」に規制が入ったため、その後は「真竜」が高いカードパワーで10期序盤まで環境トップに。 前弾と同様、多数の規制カードを出してしまった。 他の新規テーマは瑠璃が使用する「LL」やズァークが使用する「覇王」カード、 トークンを含む通常モンスターを主軸に戦う「幻煌龍」が登場した。 凄まじく広い無効化範囲を持つ灰流うららはこのパックでの登場以来非常に高い採用率を誇っている。 ご無沙汰となる「巨大戦艦」の強化カードが登場しファンを喜ばせた。 また、ユニークなフィールド魔法サポートである盆回しがノーマルレアで登場、 フィールド魔法を使用するデッキで様々な活用法が生み出された。 〇余談 12弾全てのパックに「EM」モンスターが収録されている。 アニメ主人公の使用するテーマとは言えこれだけ長い期間パックに登場し続けたテーマは珍しく、 ZEXALのキーカードである「No.」と並んで最も長く一般パックに連続で登場したテーマである。 これだけ長く続いたシーズンでありながら、これらのパックでは魚族モンスターがたったの2枚しか登場していない。 魚族使いは泣いていいと思う。 本シーズン末期に登場したVジャンプ付属カードのサイバース・ガジェットは第10期開始のわずか4日前に登場しており、 その当時施行されていたマスタールール3が新種族のサイバース族に対応していない事もあってか、 その4日間はサイバース・ガジェットのカードを公式デュエル上で使用不能にするという前代未聞の措置が執られた。 マクロコスモスなど対応するカードが未登場であるために効果を使用できない時期があったカードは今までに存在していたが、 禁止指定による使用制限ですらない「使用不能」状態になったカードは後にも先にもこれだけである。 カードテキスト等も含めて事実上、10期のカードを先行して発売した形となる。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クリスタルウイングシンクロドラゴンがいまだに高いのってシャイニングビクトリーが他の九期と比べると弱めだからってのもありそう。まあ一番は本人がアホみたいに強いからなんだけど -- 名無しさん (2017-11-17 02 46 17) 安定して出せる制圧系ばかりになって、9期からの強化がないデッキだとまともに突破できなくなった -- 名無しさん (2017-11-17 03 13 45) インフレを指摘しつつも生きた情報が入ってる、いい項目。 -- 名無しさん (2017-11-17 07 33 05) なんというかこうやって改めてみるとほんと毎度環境一色→規制→別のカテゴリが~みたいな繰り返しだな…ABCくるの手前くらいは割と平和だった記憶 -- 名無しさん (2017-11-17 08 39 32) 9期のインフレから10期で安定させようとした結果、相対的にデフレしてパック売上が激減、ショップの閉店が増えたことを書きたい -- 名無しさん (2017-11-17 09 54 41) 書いてあるのは一般パックだけなのか、影霊衣みたいな特殊パックで出た問題児もいるけれど。でも、さすがに量が多くなっちゃうか? -- 名無しさん (2017-11-17 11 27 00) 遊戯王史上最大のインフレを引き起こしたパック。9期とそれ以前とでは明確にカードパワーが違いすぎる。 -- 名無しさん (2017-11-17 12 35 40) シャドール・クリフォ→ネクロス→EMEm→十二獣→真竜 -- 名無しさん (2017-11-17 13 15 06) ↑1 これだけでも9期のやばさが伝わる。だって彼岸とか青眼とかABC、てら -- 名無しさん (2017-11-17 13 16 33) スパイラルも9期の負の遺産、海外だけど ノーデンはぎりぎり9期ではなかったかな -- 名無しさん (2017-11-17 13 33 06) ノーデンは9期じゃないというか、「海外で大暴れしたノーデンが全然活躍できない」からこそ9期の恐ろしさが伝わったって感じ -- 名無しさん (2017-11-17 13 46 28) 9期に入ってから新規のおかげで大幅に強化された既存カテゴリも多かったけどD-HEROは何故ああもカードパワーが低い奴ばかりなのか…… -- 名無しさん (2017-11-17 18 01 01) ダスクユートピアガイの効果がロマン寄りだからなあ -- 名無しさん (2017-11-17 18 49 56) 期ってどういう基準で区切られてるの?調べてみたら、ルールやカードフォーマットが変わる時みたいだけど、コナミが決めたら期の変わりなのかな -- 名無しさん (2017-11-17 21 15 20) シクエボとシャイビクが良心 -- 名無しさん (2017-11-18 02 02 05) (征竜基準にしたら)いかんでしょ -- 名無しさん (2017-11-18 05 04 29) ただ8期終盤以前はマジでパック買う意味が無かったからなあ 昔はスーは3枚しか入ってないわノーマルはほぼ産廃だわでどうしようもなかった 9期になってからスー封入率も上がってインフレで使えないカードが激減して箱買うこと自体はすごい多くなった パックを買う楽しみがあったのは良かったと思う -- 名無しさん (2017-11-18 10 37 59) で10期もその時期に戻ってると 同じことの繰り返しだな -- 名無しさん (2017-11-18 10 45 22) この項目大丈夫なのか?いや、気持ちは分かるんだけどあからさまに「こんなパワーインフレを引き起こした元凶の第9期は害悪」って言いたいのが目に見えるんだよなぁ -- 名無しさん (2017-11-18 10 57 23) 今後も愚痴や過激な言葉にあふれて荒れそうだしな -- 名無しさん (2017-11-18 11 15 15) 項目自体はパックそのものの特色やマイナー救済にも触れてて、客観的な良項目だと思うが。規制カードの部分以外も見てみような -- 名無しさん (2017-11-18 11 25 48) ↑いいか悪いかじゃなくてそもそも今の状況で建てるべきではないという話だと思うよ。過去のARC-V関連の記事の荒れ具合を考えれば元凶云々といくらでも解釈するやつがちょうど上にいるように現れる -- 名無しさん (2017-11-18 11 35 58) ↑↑↑↑のコメント書いた者だけど、言い過ぎたようで申し訳ない。ただ名指しで規制食らったカード挙げたりとか「9期でのインフレに対する批判」が内容の中でも目立つ部分を占めてるし揉める前に何とかした方が良いんじゃないかとは思う -- 名無しさん (2017-11-18 11 55 07) とりあえず名指しで書かれている規制・禁止カードの部分を削除して、インフレが多かったことは最初だけに上げればいい。まぁ上の人が言ってるショップの閉店云々なんて論外 -- 名無しさん (2017-11-18 11 59 06) 大会やらでガチ環境にいた人は嫌な思い出しかないかもしれないけど、それなりに楽しんでた人もいたのさ。でもまぁ、ARCV項目の民度に関しては同意。アレを完全に排除するならコメ欄消すしかないでしょ -- 名無しさん (2017-11-18 13 29 03) 史上最大のインフレを引き起こしたのは事実だけど過去テーマの救済や未OCGカードを積極的にカード化したりと悪い事ばかりだったわけではないよ。 -- 名無しさん (2017-11-18 17 02 22) 中身はさておき第7弾の名前見にくすぎないか? -- 名無しさん (2017-11-18 18 48 39) 9期の状況がよく分かって俺はいいと思う、各テーマへのリンクもまとまってるから気になるテーマも見に行けるし -- 名無しさん (2017-11-18 20 00 40) アークガ―って書いてるの荒らし報告しようと思ってたら既にされてたわ -- 名無しさん (2017-11-19 05 28 25) 鉄血と一緒に懲役三年の刑にされるぞ遊戯王項目も -- 名無しさん (2017-11-19 10 22 38) 荒らしコメ削除 -- 名無しさん (2017-11-19 14 22 53) ↑ こいつも荒らしコメントじゃないの? -- 名無しさん (2017-11-19 15 18 07) インフレだけならまだしも、それを手札誘発大量に刷って解消しようとしたもんだから。その結果が、手札誘発10枚前後搭載が基本の制圧するか、制圧を手札誘発で防ぐかの二極ゲーム化。 -- 名無しさん (2017-11-23 13 28 52) 本当にこの時期地獄だったなぁ -- 名無しさん (2018-03-19 00 18 29) 荒らしの書き込みを削除 -- 名無しさん (2018-08-04 13 32 26) 第10期パック(遊戯王)も作成よろ -- 名無しさん (2018-11-03 07 02 52) なんだかんだこの時期が楽しかった。しかし初の箱買いしてうさぎ出て喜んだ日がもう5年前とか嘘だろ…… -- 名無しさん (2020-01-16 00 23 05) 一番売れてたのクロスオーバーソウルズな印象ある。それ以外にも強いの多いけどあれはマジで店から消えまくってた。 -- 名無しさん (2020-11-23 12 25 01) インフレによる優良カードの増加、大々的な過去テーマの救済によって手持ちの何かしらのデッキが強化される、封入率の向上でパック買う楽しみは8期以前よりも大きかったし、ガチ環境に目を瞑れば良シリーズだったと思う。 -- 名無しさん (2021-03-08 01 31 27) 後、当時言われてたけどインフレに文句言うならシャドウスペクターズ買わなかった人達も悪いと思う。(超デフレパックだったのであまり売れなかった) -- 名無しさん (2021-03-08 01 36 25) マキシマムクライシスとかいう化け物パック -- 名無しさん (2021-10-13 18 49 36) この時期に出たシンクロテーマみんな弱い奇跡 -- 名無しさん (2022-08-27 20 06 35) Arc-Vは毎回それなりにアニメで使われたカードがOCG化してて楽しかったな。VRAINSに入って急にOCG化率が下がってモヤモヤしてた -- 名無しさん (2022-10-26 10 07 36) こうしてみると2年目の不評はアニメの内容だけじゃなくOCG側にもかなり問題あった気がするな… -- 名無しさん (2023-03-10 21 24 33) ↑今2年目見返したら記憶と違って結構面白かったし同時期に暴れてたEMEmの悪評の巻き添え受けてたのが分かったEMは仕方ないけどEmに新規は来て欲しくないな -- 名無しさん (2023-04-22 04 43 52) パック項目って9期までで次は10期を飛ばして11期のPOTEまで無いんだな -- 名無しさん (2023-07-04 10 16 32) 禁止カード流石に多すぎだしヒグルミ登場からモンキーボード投獄までは特に酷かったな、禁止カードだけ眺めてると10期も大概酷いけど -- 名無しさん (2023-07-17 18 01 40) ↑2だってパックのことこと知りたいならこんなところで見るより遊戯王Wiki見るし -- 名無しさん (2023-08-20 16 39 17) そのWikiネタ的な記述書けないんですよ -- 名無しさん (2024-01-29 11 23 56) 名前 コメント
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登録日:2021/09/13 Mon 18 44 54 更新日:2024/06/12 Wed 03 12 48NEW! 所要時間:約 37 分で読めます ▽タグ一覧 TCG TCG用語 ウルトラレア カスレア シークレットレア スーパーレア ハズレア 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 本項目では『遊戯王OCG』におけるカスレアについて解説する。 現状遊戯王界隈ではハズレアと呼ばれる事の方が圧倒的に多い(*1)が、ここでは便宜上カスレアと呼称するものとする。 ハズレ脱却を果たしたものは元カスレアを参照のこと。 概要 OCGにおいても弱い(使いづらい)レアカードは存在する。 OCGでは全く使い道の無いカードは少ないものの、採用率や需要(シングル価格)の面ではどうしても差が出てくる。 なお、初期のカードや高レアリティのカードに関しては、コレクターからの需要があり、 美品であれば それなりの値が付く事もある。 従ってシングル価格だけを見れば、一概にカスレアとは呼べないカードもあるが、当頁ではあくまでも当時の評価を基準に紹介する。 漫画やアニメ出身のカードを無理やりカード化した結果、弱体化を喰らった場合はカスレア扱いされやすい。 展開の関係上、リアルに再現するのが難しい状況のみを指定したり条件の割にリターンが少なかったりするカードが登場することもあり、それらもカスレアになりがち。 アニメでカッコよくフィニッシャーを飾ったカードも冷静に考えてみると、普通は想定しないような限定的な状況をメタってたご都合カードでしかないパターンも多かったりする。 また、主人公及びアニメの主要人物のカードはレアリティ面において優遇される傾向があり、綺麗に光っている割に酷い効果のカードもある。 なお、他のTCGよりプロモカードが多く(大抵ウルトラレア仕様になる)、意図的にデメリットしかない効果にされたカードも多いノーマルレア、ブースターSP等の番外パックや、通常パックに必ず入ってる字レアを含めると微妙なカードは膨大な数になる。 大抵に1パックに1枚入っている字レアはカスレアと言う程失望感の大きいものとも言い難いのでスーパーレア以上のカードを記述する。 通常パックのスーパーレアは、第9期の「クラッシュ・オブ・リベリオン」で封入率が見直されるまでは上位であるはずのウルトラレア以上に狙ったカードを引き当てにくい問題があった(*2)。 さらにウルトラレアに充てられるカードはテーマデッキの切り札や主にファンデッキで愛用される大型モンスターといったカードが多いのに対し、スーパーレアには切り札ではないがデッキの潤滑剤やキーカードとなるような下級モンスターや魔法・罠カードが充てられる事が多い。 これは、前者は採用するなら1枚でもいいが、後者はデッキに複数枚必要で(ものによってはフル投入する場合も)あるため、単純に考えても2~3倍以上の需要がある事を意味する。 加えて、上記の通りアニメで活躍したカードはより高レアリティになりやすいため、OCGオリジナルの汎用カードはどれだけカードパワーや需要が高くてもウルトラレアにならずスーパーレア止まりとなる事も多い。 結果、デュエリストたちから強い注目を集めていた当時のスーパーレアカードは、より上位のレアリティ以上に花形と言える存在だったのである。 現在は仕様の変更で1箱内におけるスーパーレアカードの封入枚数とウルトラレアカードの種類が増加し設定通りの入手難度になっており、上記の問題は解消されている。 一例 通常弾 〇《陽気な葬儀屋》 遊戯王OCG黎明期に出たカスレアの最古参。自分の手札を3枚まで捨てられる。 「暗黒界もいない頃になんだこのカード?」と思うだろうが、当時はモンスターを捨てて《死者蘇生》で復活させる「捨て蘇生」が流行りだったのでそのコンボを意識したカードだと思われる。 実際当時の書籍ではそのように発動するコンボが紹介されていた。 しかし既に《天使の施し》があった上に同パック同レアリティで《死者への手向け》も登場し、わざわざこのカードを使わずとも手札を捨てる機会は十二分にあった。 つまり当時からこのカードは完全な蛇足。遊戯王にカスレアを誕生させた記念すべきカードである。葬儀屋なのに。 ちなみにウルトラレアなので仕様違いのパラレルレアまである。 このカード独自の活用法としては《精霊の鏡》でこのカードの効果を相手に移し変えてハンデスするコンボが挙げられる。 しかし、捨てる手札は3枚までなので相手は最小限の1枚を捨てて2:1交換。手間やリスクを考えると全く割に合わない。 ちなみに超最初期、黎明期には一種の強カードとして扱われていた事もある。 かの《黒き森のウィッチ》と《クリッター》が、墓地に送られればどこから移動したかを問わずに能力が誘発していた時代があったのだ。 つまり《天使の施し》やこのカードで手札から捨てまくれば「エクゾディア」が揃う。恐怖の時代である。 ドローできない代わりに3枚捨てられるため、《強欲な壺》などで増やした手札から一気に3枚サーチなんて芸当も出来た。 しかし、ウィクリのエラッタによりこの戦術は消滅する事となった。 〇《スロットマシーンAM-7》 ノーマルカードに禁止クラスが多数入っている「Magic Ruler」に収録されたバンデッド・キースのモンスター。 原作では専用サポートカードもあって活躍してたが、OCGではただの通常モンスター。 しかも星7で2体リリースが必要なのに攻撃力2000/守備力2300という貧弱っぷり。 当時既に星6で攻撃力2500の《デーモンの召喚》が登場しているので当然このカードが使われる事は無かった。 そしてこんなステータスなのに初収録当時のレアリティはなんとウルトラレア。この妙に高いレアリティ設定は城之内戦の終盤で印象に残る使われ方をしたからだろうか。 当時《サクリファイス》や 《六芒星の呪縛》狙いでこれを引いた時の絶望感は半端なかっただろう。 更に同じ機械族星7通常モンスターでも先に出たノーマルの《TM-1ランチャースパイダー》よりステータスが劣っているのでどうしようもない。 案の定、再録時にはノーマルに大幅格下げされ、最終的には絶版となった。 〇《寄生虫パラサイド》 お馴染みインセクター羽蛾の使った昆虫族モンスターの1体。 リバースで相手のデッキに表側表示で潜り込み、ドローされた瞬間に相手の場に特殊召喚。 その後1000ダメージを与えて相手の場のモンスターを昆虫族にするのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《女邪神ヌヴィア》 OCG第2期という遊戯王OCGの人気に火がついた頃に現れ、カスレアという存在を広く認知させた一枚。 普通に召喚すると自壊するという驚愕のウルトラレアカード。 原作では星4で攻撃力2000でノーデメリットと当時の下級モンスターとしては明らかにオーバースペックで弱体化されるのも仕方がなかったのだが、追加されたデメリットが大きすぎた。 自壊のインパクトから触れられる事は少ないが、弱体化効果も無視するには大きすぎるデメリットである。 相手の場にモンスターが1体でもいれば攻撃力が下がり、当時の主力下級モンスター《ブラッド・ヴォルス》などの数値である1900ラインを下回ってしまうのだ。 リスクは負うが主力アタッカーを突破できる、というのがデメリットアタッカーの利点なのだが、それを持たないこのカードをアタッカーとして採用するのは当時の目線で見ても難しいだろう。 挙句の果てには、アニメでは原作で登場した場面では別のモンスターに差し替えられている。辛うじてOPには出演できたものの…。 一応、現在は《エンペラー・オーダー》などとのコンボに使用できなくもないが、それでも扱いの難しさは否めない。 詳しくは項目にて。 〇《生贄の抱く爆弾》 生け贄召喚(アドバンス召喚)されたモンスターの攻撃時にしか使えない代わりにバーン効果が付いた《聖なるバリア −ミラーフォース−》とでもいうべき罠カード。 原作ではイシズが使用して《オベリスクの巨神兵》を破壊しようとしたカード。オベリスクの爆破と共に敗北する海馬のビジョンを印象強く覚えている読者も多いのではないだろうか。 バーンダメージは《デス・メテオ》一発分と状況にもよるが原作より弱体化されている。しかし、それ以前の問題として発動条件があまりに限定されすぎており使いづらい。 しかも、当時最も採用率の高かった上級モンスターである《人造人間-サイコ・ショッカー》がいると発動できないという逆風に晒されていた。 加えて現在ではシンクロ・エクシーズ・リンク召喚が普及してしまい最早使い道はほぼ無いと言ってもいい。 同パックにバーン効果は無いが相手のステータスを問わず使える攻撃反応罠の《炸裂装甲》が存在し、当時のデュエリストたちがどちらを優先して採用していたかは言うまでもないだろう。 こんな散々なカードだが下記の《コストダウン》共々初収録の際のレアリティはなんとシークレットレア。 ちなみにデュエルリンクスでもUR(ウルトラレア)という高レアリティで収録されている。 そちらでは《青眼の白龍》や《ジャッジ・マン》などを真面目にアドバンス召喚する動きが多かった最初期に限れば活躍の機会は少なからずあった。 〇《コストダウン》 手札を1枚捨てて手札のモンスターのレベルを2つ下げる、上級モンスター召喚のサポートとなる魔法カード。 一見強そうに見えるが、1体のリリースを減らすためにカードを2枚使って手札のモンスターを展開することになるため手札を大量に消費してしまう。通称コストアップ。 実は対象が手札のモンスターではなく手札そのものなので、上級モンスターを大量に抱えていればその全てを下級モンスターのように扱える独自の強みは一応ある。 しかし、普通召喚権は1ターンに1度しかないのでこの強みを活かすのは難しく、召喚権を増やすために他のカードを併用するとこのカードの発動コストも合わさり手札消費が甚大に。 原作では手札コストが無かったので上級モンスターサポートとしてはそれなりに強かったのだが、OCG化の際に大きく弱体化して実用性までダウンさせてしまった。 OCGにおける手札の重要性を知る教材としては役立つ……かもしれない。 とはいえ効果自体は独特なので詰めデュエルなどでお呼びがかかる場合もあり、その役割でアニメ5D sに出演した事も。 また、映画『光のピラミッド』ではペガサスが《血の代償》とコンボし上級モンスターを何体も召喚することでデメリットをなるべく軽減させている。 一般的なデッキで使えば十分ハズレアの部類であり、さらにこの風評が知れ渡っているカードなのだが、まったく出番がなかったかというとそういうわけではない。 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が登場する前のドラゴン族は「使いたいカードに重いものが多い」という弱点があり、サポートは充実しているが非常にもっさりした動きのデッキだった。 そういったデッキでの《コストダウン》は「手札にだぶついているドラゴンを捨てて蘇生や《龍の鏡》への布石にしながら《カイザー・グライダー》や《タイラント・ドラゴン》などを安コストで展開する」という潤滑剤カードとして十分に役立った。 さらに《コストダウン》がデッキの方向性に合っていると分かると、デッキをさらに上級に寄せることで爆発力を上げるというアプローチもできるようになる。もちろん普通のデッキでは役に立たないのだが、特殊なデッキで微妙なカードが唯一無二の活躍をするというパターンはテーマデッキが弱かった当時から存在していたのである。 〇《邪悪なるバリア -ダーク・フォース-》 《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》と《混沌帝龍-終焉の使者-》を輩出した「混沌を制す者」にて登場したカード。開闢とはレアリティも同じ。 元ネタのミラフォ同様に相手の攻撃宣言時に発動するのだが、相手の守備表示モンスターを除外するというちぐはぐすぎる効果になっている。しかもその時攻撃を無効にすることはできない。 超重武者に刺さったり《皆既日蝕の書》等とのコンボで相手モンスターを全除外などは可能だが、イマイチ使いづらい。 因みに攻撃自体を止める事をできないのを反映してかイラストのバリアも良く見るとヒビが入っている。 〇《暗黒恐獣》 マイナー種族にスポットを当てた「暗黒の侵略者」で登場した恐竜族初の最上級モンスター。「ブラック・ティラノ」と読む。 元祖「恐獣」モンスターであり、相手フィールドに守備表示モンスターしか存在しない場合相手への直接攻撃が可能になる効果を持つ。 コンセプトとしては「守備モンスターで固めてる相手にこいつでダイレクト食らわしてやるぜ」といったものなのだろう。 しかし、テキストには「相手モンスターゾーン」ではなく「相手フィールド」に守備表示モンスターしか存在しない場合と記されている。 その結果適当な魔法・罠が出ているだけで直接攻撃は不可能になってしまうというテキストの不備を疑う裁定が下されてしまっている。 このカードより後に登場し、似た効果を持つ《闇の住人シャドウキラー》は、このカードの反省点を活かしてか魔法・罠カードが存在していても相手モンスターが全員守備表示であれば直接攻撃可能なため余計に残念感がする。 攻撃力は2600。最上級モンスターだけあって低くはないが仮に3枚並べて3回殴っても総ダメージは7800とワンキルには届かない絶妙な数値である。 レアリティはウルトラレアで《混沌の黒魔術師》と同じ。 混黒目当てでパックを買ってこのカードを当ててしまい、メンタルというライフに直接攻撃を喰らって大ダメージを受けたプレイヤーもいたかもしれない。 アニメDMではKCグランプリ編でダイナソー竜崎が使用したが、特殊召喚された返しのターンに破壊されてそのままワンターンキルに持ち込まれてしまっている。 GXでは次回予告に出ていたものの、上記のテキスト不備にスタッフが気づいたのか本編では《ダークティラノ》という別のカードに差し替えられたりと、OCG外でも不遇なカードである。 〇《インセクト・プリンセス》 上記《暗黒恐獣》と同じパックで登場した昆虫族モンスター。 カマキリの前脚のような触角やV字の額という外見上の特徴や名前の繋がりから、《インセクト女王》の娘といったデザインのカードである。 相手フィールドの昆虫族に攻撃表示を強要し、昆虫族を戦闘破壊する度に攻撃力が500上がるという昆虫族メタといえる効果を持っている。 女王様同様に「《寄生虫パラサイド》とコンボしてください」とでも言わんばかりの効果であるが、《寄生虫パラサイド》自体は恐ろしく使いにくいカードだった。 しかしこの点は当時から《DNA改造手術》で昆虫族を指定すれば使えたので差し当たって大した問題ではなく、《虫除けバリアー》も組み合わせれば一方的に攻撃を通す事はできた。 最大の問題点は攻撃力で、同じレベルで同じようなパワーアップ効果を持つが自壊デメリット持ちの《聖獣セルケト》に配慮したのか、このカードの攻撃力は1900と星6なのに下級モンスター程度の数値しかない。 1体戦闘破壊してようやく上級モンスター水準に達する程度の攻撃力では、流石に物足りないと言わざるを得ない。 コンボ前提の性能故に単体では貧弱でそのコンボも不安定と、残念ながら昆虫族のフラッグシップとはなれなかった。 《暗黒恐獣》と同じくウルトラレアで、再録パックの「EXPERT EDITION Volume.2」でも格下げされていない。 《混沌の黒魔術師》と同じパックで登場・再録されているため、混黒目当てでパックを買って当たったら残念な気分になるのも《暗黒恐獣》と同じ。 アニメにも登場しており、こちらでは昆虫族の送りつけを利用して翔を追い詰める活躍を見せた分《暗黒恐獣》よりかはまだ良い扱いである。 〇《スピリッツ・オブ・ファラオ》 〇《第一の棺》 低レベルモンスターの活用をテーマにした「ファラオの遺産」で登場。 《スピリッツ・オブ・ファラオ》は《第一の棺》の効果でしか特殊召喚できないが、特殊召喚すると星2以下のアンデット族通常モンスターを4枚まで蘇生できる。 《第一の棺》の効果は《ウィジャ盤》と同じ方式で《第三の棺》まで全て揃えれば《スピリッツ・オブ・ファラオ》を出せるというもので、短くなっているとはいえかなりの労力がかかる。 その上効果を最大限使うためにはレベル2以下のアンデット族通常モンスターという戦力にならない存在を4枚以上デッキに投入し、このカードを出す前に墓地に落としておかなければならない。 手間だけでなくデッキのスペースまで食ってしまうのに蘇生できるアンデット族の最大攻撃力はマーダーサーカス・ゾンビの1350であり、このカードだけだとギリギリ1ターンキルにも届かない。 現在はエクシーズ召喚やリンク召喚があるため弱小バニラを大量に並べる行為が強く使える様になっている。 しかし、《トライワイトゾーン》や《天輪の双星道士》などレベル2以下の通常モンスターを大量蘇生できるカードも増えており、結果それらでも似たような事はできてしまう。 また《スピリッツ・オブ・ファラオ》対応のバニラは種類が少なく全て絶版のため集めにくいのも難点。 こういったカスレアは再録時にレアリティが下がってしまう事も多いが、何が評価されたのかこの2枚は下がっておらず、再録パックでも変わらずウルレアとスーレアで再録されている。 おまけに《スピリッツ・オブ・ファラオ》はパックパッケージに描かれたカードなので、初出の第3期では貴重なアルティメットレア仕様が存在する。 このカードの実用性に関しては上記の通りだが、ここ数年でひと昔のアルティメットレアカードのコレクター需要が急増しており、現在ではそれなりの値段が付けられる事もある。 たとえ実戦で使う事は無くとも、アルティメットレアの《スピリッツ・オブ・ファラオ》を持っている方は大切にしてほしい。 アニメGX出演時には主人公の遊城十代に「手間暇かけた割にはそんなに攻撃力が高くない」とか言われてしまった。 しかもこの回のオチは使い手はこれまで接待デュエルをしてもらってた、という話なので……。 実際には当時は《サイクロン》のような魔法・罠に対する妨害が制限カードだったこともあって印象に比べると特殊召喚すること自体は非常に簡単なのだが、 相手の妨害以上に問題となるのが「手札に来てもしょうがないファラオや棺シリーズ」「ファラオで蘇生するレベル2以下のアンデット族通常モンスター」という手札事故しか起こさないものをデッキの中に少なくとも10枚くらい入れなければならないという点であり、デッキ自体が構造矛盾を抱える。 そしてこういったカードの対処のために《打ち出の小槌》などを入れたり、よみがえらせたアンデットをなんとか使おうと専用のサポートカードである《サウザンドエナジー》などを入れることなども考えるとまともに動いたら奇跡のようなデッキになってしまうのである。 要はあんまり強くないくせに手札事故をやたら起こすという、使っててもあんまり楽しいカードではなかったのである。しかも《ヘルバウンド》《骨ネズミ》《第一の棺》などを十分な枚数集めようと結構な金額を持っていかれるのでモチベも上がらない。なんともまぁ… 〇《トライアングル・X・スパーク》 《ハーピィ・レディ三姉妹》の必殺技カード。《ハーピィ・レディ三姉妹》の攻撃力を2700まで上げて罠カードを無力化する。 しかし肝心要の《ハーピィ・レディ三姉妹》が出しにくい上に弱い。同パックで出た《ハーピィの狩場》による除去がハーピィの持ち味になったため罠カード封殺効果もピントがずれている。 後にハーピィのサポートが出たおかげで《ハーピィ・レディ三姉妹》自体は出しやすくなったものの、このカードの採用率は依然として低いままであると言わざるを得ない。 サポートで《ハーピィ・レディ三姉妹》が強化されたとしても、同時に増えた新規のサポートカードを差し置いてこのカードを採用する理由にはならない、という事である。 〇《天よりの宝札》 宝札カードの1枚。 原作ではマリクや遊戯に使用され、海馬からは「最強の手札増強カード」とまで評された強力なドローソース。 しかし、OCG化の際にはものすごくハイリスクな発動コストが付与されたうえにドロー枚数も激減。 尤も、原作効果のままでは間違い無くバランスブレイカーだったので弱体化は仕方ないのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《E・HERO ランパートガンナー》 《E・HERO バーストレディ》と《E・HERO クレイマン》が融合したE・HERO。GX期の「アニメに登場した微妙性能のモンスターが高レアリティ枠に納まる」現象の象徴たる1枚。 与えるダメージは半分になってしまうが守備表示のまま相手への直接攻撃できる効果を持ち、アニメでも反撃に備えながら相手モンスター越しに相手ライフを削る活躍を見せた。 しかし、コンマイ語のせいで、なぜか「相手フィールドにモンスターがいると攻撃できない(*3)」という、自身の存在意義を揺るがす裁定を食らっていた。 さらに裁定が国ごとに違う(*4)という現象が起き、国際大会の「国内外で裁定が違うカードは使用禁止」というルールから長らく国際大会限定の禁止制限リストでは禁止カードに指定されていた。 アニメGX放送終了から7年の時を経た2015年に裁定変更されてアニメの通り壁モンスターがいても直接攻撃が可能になったが、あまりに遅すぎた……。 現在はEXデッキの15枚制限と手軽な属性HEROの登場もあり、ファンデッキであっても採用はかなり厳しい。 ……そもそも当時からそれが出来たとしても守備力2500の壁が守備表示のまま直接攻撃できるだけのカードをわざわざ融合召喚する必要はないと言われている。 融合モンスターなどの手間やコストがかかる大型モンスターは、出しやすくするためのサポートや見合うだけの爆発力を求められているからだ。 GX期のアニメ出身のモンスターはエースモンスター格がそれを欠いている事が多く、そのために多くのカスレアを生んでいる。 特に主人公の十代が使用した呼び出す手間の割に効果がイマイチなHEROが高レアリティ枠を奪っていく場合が多く、これもその中の1枚と言える。 〇《破滅の女神ルイン》 《終焉の王デミス》の対となる、星8の儀式モンスター。デミスとは儀式魔法を共有している。 おそらく《カオス・ソーサラー》のような「終焉や開闢の効果を抜き出してカード化した調整版」を目指したと思われるが、これは失敗した事例と言っていい。 連続攻撃は高いステータスがあればこそ活きるのに攻撃力2400ラインが重要視されていた時期に攻撃力が2300ってふざけてんのかって話なのだが、《高等儀式術》全盛期に存在した「儀式天魔神」ではこのカードを1枚入れるレシピもあった。 こちらを召喚することはほとんどないのだが「光属性でレベル8の天使族」がルイン以外におらず、デッキに入れておくと《エンド・オブ・ザ・ワールド》(デミス選択)や《天魔神ノーレラス》のコストとして地味に役立ってくれる。 《カオス・ソーサラー》が3枚使える現在では忘れられがちだが、この時代はそれすら禁止だった超デフレ環境なので、こんなもんでも「かゆいところに手が届く」系のカードとして役に立ったのである。ゾークでいい?そうだね ただ正直「裏択みたいなデッキのさらに裏択」というポジションであり、コストとして割り切って運用すると「愛がない」と批判してくる人もいたので結局強いとは言えないカードだった。そもそも当時使っていないとまず出てこない発想なので、ハズレアと呼ばれてもまったく仕方ない。 実用性はアレでもイラスト面での人気は高いうえ、OCG第10期で登場したリメイクカードや関連カードも存在する。 彼女の魅力に惹かれたデュエリストはファンデッキを組んでいろいろ妄想でもしてあげながら使ってみるのもいいだろう。 〇《デステニー・デストロイ》(アジア版) デッキの上からカードを3枚墓地に送り、その中に含まれていた魔法・罠の数×1000ダメージを受けるという通常罠。 墓地肥し目的で使うにはあまりに低性能であり、以降は勿論以前にすら上位互換が存在するためこれを採用する意義は無いというのが大方の認識である。 日本語版の初出時は「レア」でも高過ぎるくらいだが、アジア版ではレアに加えて驚異の当時の最高位たる堂々のアルティメットレア仕様も同時収録されている。 主要キャラであるエドが使用した以外でここまでの格上げが為された理由が見つからず、 貴重なアルティメット枠をこれに潰される嘆きは相当なものだった事だろう。 〇《ストーム・シューター》 目の前にあるカード1枚を手札にバウンスする効果と自身の位置を隣に移動する効果を持つ鳥獣族モンスター。 効果だけ見ると悪くはなさそうだが、出すのに手間のかかる星7と最上級モンスターとしては低い攻撃力2300というステータスが足を引っ張る。 隣のマスに移動できるのだが、移動した場合そのターンバウンス効果は使用不可になるという無駄な制約までついている。 さらに半年後にはこのカードと同じ風属性・鳥獣族のバウンス効果持ちでこのカードより攻守が高く星6の《風帝ライザー》が登場したため、ますます立つ瀬が無くなった。 現在は新マスタールールの施行で、EXデッキから特殊召喚されるモンスターを置く「EXモンスターゾーン」に出さなければならないモンスターが存在する。 そういったモンスターへの狙い撃ちがしやすくなり、かつ「モンスターを出す位置」が重要になったため、限定的とはいえ以前よりかはこのカードの扱いはマシになっている。 しかし、その新マスタールール施行直前の第9期で全体的なカードパワーの増加やバウンス効果を持つカードが急増した事情もあり、専用デッキでも組まない限りはこのカードを採用する理由を見出せないというのが現状である。 余談だがこのカードが収録されたCDIPは他にも微妙な高レアが多く、《虚無魔人》や《簡易融合》など有用なカードは軒並み低レアリティ。 しかも高レアのカードの内、目玉のサイバー・ダークはわずか2か月で再録されたといういわくつきのパックである。 〇《魅惑の女王 LV7》 同じくCYBERDARK IMPACTより。 相手のモンスターを装備カードにして戦闘破壊の身代わりに使えるという能力を持つカード。腋と太腿を露出した年増というイラストが、まさに名は体を表す。 しかし「レベル7なのに攻撃力が1500」「《魅惑の女王 LV5》のレベルアップしないと装備効果が使えないのでレベル7で攻撃力1500のバニラになる」「そのLV5の効果も《魅惑の女王 LV3》の条件を満たさないといけない」「レベルアップ前のステータスが低すぎる上にレベルアップ条件が厳しい」「戦闘以外で破壊されたときには身代わり効果を使えない」など、ぶっちゃけまともに運用できない。 ここまで弱いとテキストを参照されるということ自体がほぼない。おそらく《レベルアップ!》に対応していた《ホルスの黒炎龍 LV8》が当時【お触れホルス】として猛威を振るっていたことにも関係しているのだろうが、いくらなんでもあんまりである。 一方で視点を変え、テキストを無視して「レベル7で攻撃力1500の魔法使い族」という点に注目すると、《キラー・トマト》から特殊召喚することを前提にした運用方法はいくつか出てくる。《突然変異》の餌にする、《黒の魔法神官》を特殊召喚する際の素材にする、《拡散する波動》と組み合わせるなど。 しかしそれらすべてにもっと適切な役割のカードが存在するので、どう頑張ってもハズレアの誹りは免れないカードだった。CDIPってそういうカードばっかりなんだけど……。 肝心のイラストの方も当時のプレイヤーには「LV5の方がかわいい」といわれることも多く、そういう意味でも……まぁこれは個人の嗜好の話だからこれくらいにしておきましょう。 後にアニメに出演もしたが、その結果は……。 〇《閃光のバリア -シャイニング・フォース-》 ミラフォの完全下位互換……なのだが、当時規制されていたミラフォの調整版として作られたのだろう。発動条件として相手攻撃表示モンスターを3体要求する。 当時ミラフォは制限カードだったが依然として影響力は高く、伏せカードがある中で大量展開できたなら警戒するのは当然であり、特に相手が上級者であればそうそう引っかかるわけもなかった。 同パック同レアリティには、調整版カオスとして注目を集めた天魔神や環境でも使われた《風帝ライザー》がおり、それら目当てのプレイヤーからはハズレ扱いされた1枚。 当時からほとんど使われなかったカードだが、後に環境の変化でミラフォ自体が無制限になり、相互互換も大量に登場したため完全下位互換であるこのカードは完全にお払い箱となってしまった。南無。お線香のバリア 調整版にせよネタカードにせよ、禁止・制限カードを弱体化して出したカードが残念な性能になるのは遊戯王ではよくあること。 〇《異次元トンネル-ミラーゲート-》 面倒な効果の攻撃反応罠。 端的に言うと「攻撃対象になった自分のE・HEROと攻撃してきた相手モンスターのコントロールをそのターン中だけ交換して戦闘させる」効果を持つ。 攻撃力の低いHEROを囮にして攻撃を誘い、より攻撃力の高い相手モンスターを奪う。そして奪った相手モンスターで相手の場のHEROを倒し、相手に戦闘ダメージを押しつける、という意図でデザインされた罠カードなのだろう。 しかし、コントロールの交換はエンドフェイズまでなので奪った相手モンスターはターンの終了と共に相手の場に戻ってしまう。 当時のカードを見ても低攻撃力のE・HEROはその多くが融合HEROの素材であり、それらをわざわざ場に出して棒立ちさせる必要はあまり無い。 そんなHEROを場に出してこのカードを伏せ、モンスターと伏せカードの両方に対する除去を搔い潜ってこのカードを発動させたとして、得られるリターンは結局のところ多少の戦闘ダメージだけ、という結果に終わる。 ならば攻撃対象を問わずに戦闘ダメージを反射できる《ディメンション・ウォール》や、攻撃を防ぎより大きなダメージ与えられる《魔法の筒》を使った方が良いのは明白である。 《魔法の筒》が制限カードだった時代とはいえ、いくら何でも発動に手間がかかり大したリターンも無いこのカードを採用する意味なんて無いに等しい。 一応、戦闘を行うまで他のカードの効果を挟めないとか、永続効果は使えるから《摩天楼-スカイスクレイパー》等で殴り倒せるとか、《神秘の中華なべ》などで相手モンスターを利用するコンボとか独自の要素はある。 だがいずれにせよ受け身でコンボ前提というのは使い難さが否めない。 こんな性能でもアニメ作中で主人公の十代が初期から使ってたカードという事でか、初収録時のレアリティはウルトラレアであった。 アニメ効果では奪ったモンスターのコントロールを永続的に得る事ができたので、弱体化しすぎて採用価値を落としてしまう上記の《コストダウン》と同じパターンである。 〇《E・HERO カオス・ネオス》 「カス」ネオスというあんまりすぎる蔑称で呼ばれるカード。 呼び出すのに手間がかかるトリプルコンタクト融合を要求するのにもかかわらず、効果の判定はコイントス3回で行うギャンブルカード。 しかも、8分の3(37.5%)という高い確率で自分のモンスターがすべてバウンスされてしまうハズレの目もあるのだから堪ったものではない。 メリット効果は8分の1で相手モンスター全破壊、8分の3で相手フィールドの効果モンスターの効果を無効と重い上に厳しいギャンブルに勝った割には得られるものが少ない。 ちなみに残りの8分の1は何も起こらない。 トリプルコンタクト融合体特有のEXデッキに戻る際の効果もモンスターの全セットと、除去効果を持つ他の融合体と比べても影響は薄い。しかも悪いことに素材となるネオスペーシアンもそんなに強いわけではない。 他のトリプルコンタクト融合体はどれも苦労に見合った豪快な効果を持っているだけに殊更残念さが際立つ。まぁ当時はカオスがソーサラーすら禁止されてたレベルで忌まれていた時代なので……。 これは当時のネオス派生の融合モンスター全般に言えたことなのだが「わざわざ出すよりネオスで殴った方が強い」という評価に落ち着く(ネオスビート)。このカードはその中でも最たるものだった。 収録パックの表紙を飾り最高レアリティのホログラフィックレア仕様もあるのに、再録パックでは未収録となりノーマルカードにすらなれなかった。 現在はコイントス効果を全て表扱いする罠カードが登場したりHERO系の需要増加もあって、一時期のあんまりな不遇ぶりからは脱却している。 しかし、かと言ってこいつを採用するかと言えば……という状況であるのだが……。 ちなみに英語版のホログラフィックレア(Ghost Rare)のこのカードには、''なんと名前が《Rainbow Dragon》になっているエラーカードがある''。 美品であれば 10万円以上の値段が付く 、幻の逸品となっている。 〇《戦士ラーズ》 召喚・特殊召喚時にデッキ内の戦士族モンスター1体をデッキの一番上に置く、ただそれだけの下級モンスター。 いくら《増援》が制限カードとはいえ直接手札に加えられないこいつを使うほど困ってはおらず、属性やテーマ専用サーチなどでいくらでも代用できる。 しかもこの効果は強制効果なので、下手に召喚すると次のドローカードを戦士族に固定されてしまい逆に自分の首を絞める事も。 よって、このカードを使うのならばドローソースやデッキトップを操作するカードとのコンボが前提となるだろう。 同パックにはパッケージを飾る《ユベル》の他《超融合》や《闇霊術-「欲」》など後に化けるカードが多数収録されているが、このカードは未だ使いにくさが否めない。 攻撃力が1600と中途半端に高いので攻撃力1500以下を対象にしたサポートが使えないのも欠点。 アニメでは異世界の人間(カードの精霊?)として登場したが、敵の軍勢になぜか自分も破壊対象となる罠カード《ジャスティブレイク》を発動しその後消滅した。 〇《人造人間-サイコ・ロード》 上述のようにかつて猛威を振るっていたサイコ・ショッカーの上位種で、ショッカーをリリースした場合のみ特殊召喚できる。今度はこっちがパラサイド枠かよ。 アニメ版では毎ターン相手の場か手札の罠を1枚破壊できる効果で結構強かったのだが、OCGで大きく弱体化。 攻撃力が200ポイント上昇し表側表示の罠を破壊する効果を持つが、名指しの上級モンスターを特殊召喚コストに要求しておいてこの程度のリターンではショボい。 そもそも罠カードを封じるだけなら進化前のショッカーでも充分なので、結局のところ無駄なオーバーキル感が強い。 一応、《人造人間-サイコ・リターナー》の効果で特殊召喚したショッカーを自壊する前に特殊召喚コストに活用できるという利点はある。 同パックの同レアリティには当時の環境デッキ【ライトロード】の必須枠だった《ライトロード・マジシャン ライラ》と《ライトロード・エンジェル ケルビム》がいたためハズレア要素も強め。 ○《ライト・バニッシュ》(海外版) 海外版Light of Destructionにて登場したライトロード専用カウンター罠。 果たしてその実態は10年前に登場した最初期のカウンター罠の完全下位互換というどうしようも無い存在。 日本語版では当然ながらノーマルでの収録だったが、海外の初出時はなんとスーパーレアだった。 LIGHT OF DESTRUCTIONのスーパー枠には剣闘獣の切り札、延いては「剣闘獣が強い理由そのもの」と言っても過言ではない《剣闘獣ガイザレス》が存在しており、 ガイザレスを狙ってこれが出てしまった海外のデュエリストはさぞ落胆した事だろう。 詳細は個別項目を参照。 〇《白銀のバリア-シルバーフォース-》 インチキ効果で環境を取ったBFや、《デブリ・ドラゴン》などの有用カードを輩出した「CRIMSON CRISIS」にて登場したカード。またバリアがハズレかよ……。 効果は元ネタのミラフォと大きく異なり、効果ダメージを与える罠カードの発動を無効にし破壊するという範囲の狭いバーン対策のカウンター罠。副次効果として相手の表側表示の魔法・罠カードを全て破壊するという一見良さそうな効果がついている。 しかし効果の発動に反応できないために《拷問車輪》などの永続カードを多用するロックバーン相手では発動機会が少なく、使い切り魔法罠中心のフルバーンやチェーンバーン相手では発動はできても追加で破壊できるカードが無い場合も多い。 メタとして機能する相手がちぐはぐで使いようがなく、素直にシンプルな除去やカウンター罠を撃った方が明らかに効率が良い。 そもそも《ステルスバード》や《ファイヤー・トルーパー》のような罠ではないバーンカードには一切干渉できないのも痛すぎる欠点である。 同パックのスーレアには当時環境を荒らし回った全盛期の《ダーク・ダイブ・ボンバー》を始め、《BF-暁のシロッコ》や《アーカナイト・マジシャン》のような優秀なカードが入っていたため引き当ててしまった場合の絶望感は大きかった。 アニメ5D'sで遊星がジャックの罠カードをまとめて破壊しデュエルの流れを変えた逆転の1枚であるのだが、結局は上記の「限定的な状況をメタってたご都合カード」でしかないという事である。 アニメでは見せ場のあったカードであるが、合計3種類発売された遊星のDPを含め再録パックでは1度も再録されていないのもこのカードの需要の無さを証明しているのかもしれない……。 〇《闇帝(あんてい)ディルグ》 遊星の新たな切り札《シューティング・スター・ドラゴン》が看板の「STARSTRIKE BLAST」に収録されたスーレアの1枚。 《光帝クライス》と対の関係にあたる、2体目の闇属性の帝モンスター。 相手の墓地からカードを2枚まで除外し、その後相手のデッキの上から除外した枚数だけ墓地に送る効果と、召喚ターンの攻撃を封じるデメリット効果を持つ。 効果は除外によって相手の墓地利用を妨害するといったものだが、即座に相手の墓地のカードを増やし墓地利用を手伝うという意味不明っぷりが注目を浴びた。 上級モンスター故に手札事故の要因となり、なんとか召喚して効果を使えても墓地利用メタとして機能するかさえ運任せなこのカードには「不闇帝(=不安定)」と揶揄された。 この弾のスーレア枠には、初となるシンクロチューナーであり上記のシュースタを出すために実質必須な《フォーミュラ・シンクロン》と、汎用性の高いサーチ魔法カードの《調律》という、ガチ志向のプレイヤーとファンデッカーの両方から需要の高かった高額スーレアが存在し、スーレア枠の中でも特に実用性の乏しいこのカードは両方からヘイトを集める事となった。 ちなみに、この第7期初頭あたりから上記の「ウルレアよりもスーレアの方が狙ったカードを当てにくい」事がデュエリストだけでなくカードショップ側の方にも広く知られるようになり、上記の2枚や《強欲で謙虚な壺》、《真六武衆-キザン》、《TG ワンダー・マジシャン》などの需要の高いスーレアのカードが1枚3000円前後に迫るような高額で取り引きされる事も珍しくなくなっていった。 この問題は上記の通り、現在は改善されている。 〇《エレキリム》 真六武衆や《禁じられた聖槍》を引き当てるためのわくわくを無に還すハズレシンクロ。 ダイレクトアタック成功時に《封印の黄金櫃》効果という珍しい効果を持っているのだが、【エレキ】じゃないと出せないぐらいキツイ素材縛りがあるのにも関わらず【エレキ】では全く必要とされていない効果と何もかも噛み合わないいらない子。 さらに攻撃力が1500と微妙に高いせいで【エレキ】の武器である《平和の使者》と《奈落の落とし穴》に引っかからない利点を見事にぶっ潰している。 素材縛りが緩ければ何らかの使い道はあったかもしれないが、今となっては後の祭りである。 〇《機皇神龍アステリスク》 アポリアの切り札その2。 アニメ版の性能は攻撃力が∞に上昇できるテキストミスこそあったものの、当時のキャラデッキの切り札としては悪くない部類ではあった。 しかし、KONMAIの熱い嫌がらせファンサービスによりものすごく弱体化した状態でOCG化され、機皇使いを絶望させた。 それでも、2020年には全国のアポリア念願の【機皇】強化が行われ、このカードに使ってくださいと言わんばかりのサポートカード《根絶の機皇神》も登場。 このカードが実際に使われるかはともかく、このカードを使いこなすためのハードルは大きく下がったといえる。 詳しくは項目にて。 〇《潜航母艦エアロ・シャーク》 遊戯王ZEXAL期の有名なカスレアその1。 遊戯王史上初めて公式メディア作品で使用されたエクシーズモンスターであり、ライバルキャラ・神代凌牙の主力カードである魚族モンスター。 星3モンスター2体を素材に要求しておいて除外された自分のモンスターの数×100のダメージという使いづらい効果と下級モンスター並の攻撃力を併せ持つ。 ……いくらエクシーズ黎明期でカードパワーのバランス調整が手探り状態だったとはいえ、なんともコメントに困る性能に。 アニメ効果のままだと強すぎると判断されての弱体化だったのだが、この性能でウルトラレアはあんまりである。 一応、当時から(ロマンコンボだが)ワンショットキルができたり、更に2024年に強化された【ライトロード】での先行ワンキルが注目されるなど活躍の余地はあり、元カスレアになる日も近いかもしれない。 詳しくは項目にて。 〇《No.34 電算機獣テラ・バイト》 遊戯王ZEXAL期の有名なカスレアその2。上記のエアロシャークとは収録パックもレアリティも同じ。 ZEXALシリーズにおけるキーカード群ナンバーズの1枚で、比較的高い守備力と相手の下級モンスター1体をエンドフェイズまで奪う効果を持つ。 詳しくは項目にて。 ……カードの詳細は該当項目に記されているが、このカードにはこの項目で触れるべき話題が2つある。 1つ目は、初出のパックに収録された僅か5日後に、イラスト違いのプロモカードとしてVジャンプで再録されたと言う事。 もちろんパック発売日には、このカードがプロモとして付属する事は判明していた。 つまり「あと5日待てば雑誌を買うだけで手に入るカードが(*5)ウルトラレアとして収録されている」と言う事であり、このカードを引き当ててしまった場合の精神的ダメージは計り知れない。 もう1つは、2021年発売のパック「ANIMATION CHRONICLE 2021」にウルトラレア仕様で再録された事。 これは、同年に発売された「No. COMPLETE FILE -PIECE OF MEMORIES-」(*6)に合わせた再録である。 そちらは通常版、こちらはプロモ版のイラストであり、「同時期に2つのイラストを再録させるため」と言う意図によるものだろう。 その結果、当時のカスレアカードが、現代のパックに再びカスレアとして収録される状態になり、判明直後はまさに阿鼻叫喚と言わんばかりの荒れっぷり(*7)であった。 だが実は、このパックでの収録は、ウルトラレアではあるが1箱内のウルトラレアカードの封入枚数分にはカウントされない、所謂「光るノーマルレア」ともいえる封入率であった。 この事実が判明した後は沈静化し、ファンサービスの一つとして受け入れられたようだ。 〇《隻眼のスキル・ゲイナー》 シャークさんの新たな切り札《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》や霊神の水属性担当《氷霊神ムーラングレイス》、新テーマの水精鱗など水属性モンスターを多数収録した「ABYSS RISING」収録のウルトラレア。このカードは光属性だが。 レベル4モンスター3体でエクシーズ召喚でき、相手の場のエクシーズモンスター1体の効果とカード名を1度だけコピーできるエクシーズメタともいえる効果を持つ。 しかし、素材3体を使うランク4には既に《ヴェルズ・ウロボロス》などのエクシーズ以外の相手にも通用する除去効果を持ったカードや、高い制圧効果を持つ《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》(当時無制限)が存在しており、そちらを優先して採用すべきなのは明白。 そして「効果のコピー」「エクシーズメタ」に拘るとしても、近い時期に登場し、同じ素材で出せる《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》の方が効果も一回り強く攻撃力も高い。 なら「光属性・戦士族」を活かそうとしても、関連カードが豊富で専用デッキも組める《No.39 希望皇ホープ》や当時の戦士族デッキで高い採用率を誇った《H-C エクスカリバー》の壁が厚い。 そもそも素材3体を要求する召喚条件が重く、このカードより少ない素材数で出せてこのカードより有用な効果を持つランク4は当時から多数存在し、そして現代ではさらに増加している。 よって、「このカードでなければいけない」理由を探すのが困難であり、【戦士族】系のデッキや素材3体のエクシーズモンスターを活用する【光天使】であっても上記のカードたちを差し置いてこのカードを採用するのは難しいだろう。 〇《風霊神ウィンドローズ》 「LORD OF THE TACHYON GALAXY」にてスーパーレアで収録されたカード。 霊神の1人であり、条件を満たすと発売当時は禁止カードだった《ハーピィの羽根帚》の効果が得られる。 …のだが元々霊神はフィールドから離れた際に自分のバトルフェイズがスキップされるという重いデメリット持ちであり、蘇生のグランソイルやハンデスのムーラングレイスが注目されるくらいでトーナメントレベルでの評価は低かった。 特にウィンドローズは得られるのが魔法罠破壊だけというのもあるが、彼の登場したパックのスーパーレアにはあの征竜が4種類も収録されている。 征竜以外のスーパーレアも貴重なドローソースである上に征竜とも相性の良い《七星の宝刀》。 ヒロインの二人が使用した美少女カードでイラストアドが高く、効果も使いやすい《CX ダーク・フェアリー・チア・ガール》、《零鳥獣シルフィーネ》。 ターン制限のない破壊効果持ち《ガントレット・シューター》…と有能なカードばかりであり明確な外れはウィンドローズのみであった。 現在は霊神サポートのエレメンタルセイバーが登場しているものの《ハーピィの羽根帚》が制限復帰となり、何より同じように墓地の風属性モンスターを参照し召喚できる嵐征竜-テンペストも制限復帰(しかもこっちは墓地からの蘇生も可能)。 レベルやステータスに関してはウィンドローズの方が高いものの、それ以外の部分で逆風は今なお吹き続けている。 〇《深淵の獣アルベル》 11期最終盤のレギュラーパック「CYBERSTORM ACCESS」にて登場したビーステッドの1体にして、デスピアの導化アルベルの本来の姿。 当パックは11期のメインストーリーである烙印世界での最終決戦と終幕を描いたカードが多く登場し、このアルベルもその流れを汲んだ1枚となっている。 ・・・が、「深淵の獣」の名を冠してカード化された彼は【ビーステッド】はおろか【烙印】でもかなり使いにくい1枚と化してしまった その理由を作っているのがストーリーでの関連性を付けられた、①の「フィールドと墓地で《アルバスの落胤》として扱う」効果。 効果の適用中は「ビーステッド」でなくなるため「ビーステッド」サポートが満足に受けられず、それ以外の場所では《アルバスの落胤》扱いにならないため《烙印融合》のような”本人”が必要なカードに対応しづらいという問題を生み出している。 ②の効果に関しても相手がドラゴン族を使わないと意味がなく、仮に使えたとしてもフィールドの自身と手札1枚の合計2枚を消費してドラゴン族限定の《心変わり》or《死者蘇生》では消費に見合うリターンを得られる可能性は低いと言わざるを得ない。 そもそもとして、相手のドラゴン族を処理したいのであればアルベルもろとも《深淵竜アルバ・レナトゥス》に変換すればいいだけでなく、 妨害手段にしても特殊召喚からの除去を狙える《アルバスの落胤》の方が優れているため、本家アルバスを差し置いてこちらを優先するメリットがあまりない。 一応、擁護できる点としては「ドラゴン族・闇属性・レベル4・チューナー」とステータスは悪くないどころかむしろ充実しており、 他のカスレアにありがちな重さやデメリット・変な制約などがない点では救われていると言える。 番外パック 〇《防御輪》 「デュエリストパック-万丈目編-」収録の速攻魔法。レアリティは堂々のウルトラレア。 《破壊輪》の原作効果とOCG効果の違いの擦り合わせのために登場したカードである。 罠カードによる効果ダメージを0にする効果を持つが、罠カードにしか対応せず、それも1回しか防ぐことができないこのカードの使い勝手はお世辞にも良いとは言い難い。 効果ダメージなら種類を問わず対応し、受けたダメージを防ぐどころか相手に反射できる《痛魂の呪術》や《地獄の扉越し銃》、 同じく効果ダメージを種類問わず防ぎ、1回と言わず発動ターン中の効果ダメージを全て0にできる《ピケルの魔法陣》など、 《防御輪》登場以降はもちろん、以前にももっと使い勝手のカードは他にいくらでもあり、敢えてこれを採用する意義はかなり薄いと言わざるを得ない。 アニメではDMで海馬が原作での破壊輪使用の場面やアニオリで使用し自爆を防いでおり、 GXでも万丈目が攻撃力の上がった逆切れパンダを破壊輪で破壊しそのダメージを防ぐことで驚異の1ターン4キルに貢献しているが、 OCGではアニメとは異なり、「罠カードが発生させるダメージ自体を0にする」効果でOCG化した(*8)ため、 《破壊輪》と組み合わせるとお互いのダメージが0になってしまうため劇中のコンボは不可能。 このテのカードの最後の拠り所となるアニメ再現グッズとしてすら使えないという有様である。 〇《BF-蒼天のジェット》 「デュエリストパック-クロウ編-」で登場したBFの1体。 自身のステータスは貧弱極まりないが、戦闘時に自身を手札から墓地に送る事でBFの戦闘破壊を1度だけ防ぐ能力を持つ。 似たような使い方ができる《BF-月影のカルート》と比べると、こちらは1400以上の攻撃力差がある相手モンスターからも守る事ができる利点はあるが、 守れるのは1回だけな上にダメージは発生してしまう問題があり、より柔軟に使える2枚目以降のカルートの方が何かと便利である。 またモンスターを守るだけなら、そのターン中のモンスターの破壊を全て防ぐ上にダメージまで0にするフリーチェーンの罠カード《和睦の使者》の方が強い。 どうしてもというならBFとして唯一のレベル1非チューナーである事を活かすしかないが、極めてニッチな需要と言う他ない。 何より問題なのは、ウルトラレアカードの封入数は1箱につき1枚というデュエリストパックにあってこれもウルトラレアだった事である。 ジェットが登場した「クロウ編」のもう一つのウルレアは高い応用力と汎用性から多彩な使い方ができる《BF-精鋭のゼピュロス》であり、 高性能で市場価格も高いゼピュロスが出れば、当時隆盛を極めたBFデッキで使ってよし他デッキに出張させてよし売却してよしの万々歳だが、 非常に使いにくく売却値も安いジェットが出てしまえば、その箱からゼピュロスが出る事は最早無い絶望を味わう事となり、 当時のパック開封報告では泣いた者と笑った者がかなりはっきりと分かれる結果となった。 この「DPの唯一のウルトラ枠に、よりによってハズレの方が来てしまう悲劇」は、一年後の「遊馬編」でNo.19 フリーザードンが繰り返す事になる(*9)。 一応、ゼピュロスは何度か再録されているのに対してジェットは1度も再録されていないため、コレクション価値自体は無くは無い。 〇《No.44 白天馬スカイ・ペガサス》 ZEXALシリーズのカードを多数収録した「コレクターズパック-ZEXAL編-」にウルトラレアで収録されたナンバーズの1枚。 アニメでは作中で披露されなかったものも含め多数の効果を持ち、アニメ3年目で登場した新要素「遺跡のナンバーズ」のトップバッターを務めた注目カードであったのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《剣闘獣オクタビウス》 海外版通常パック発のカードで、国内ではそれらのみを収録して初上陸したEXTRA PACKで登場した剣闘獣の1体。 しかし星7でありながらその効果は星4の《剣闘獣ベストロウリィ》の完全劣化。 おまけにリクルートによる回転が主軸の剣闘獣でありながらリクルート能力を持たず、更に手札コストをくれなきゃデッキに帰ると駄々までこねる始末。 当然デッキの回転のみならず雰囲気まで悪くするこいつの採用先はなかった。 EXTRA PACKのスーレアには闇属性デッキの潤滑剤として活躍する《闇の誘惑》があり、他は活躍の場は少ないが弱いわけではない《炎帝近衛兵》と《マテリアルドラゴン》と、こいつを除けば悪くないラインナップ。 ちなみに海外版では上記のカオスネオスと同パックかつ同レアリティで収録されているという共通点がある。 《ネクロフェイス》や《漆黒のトバリ》を目当ての海の向こうの人たちや世界大会を狙っていたデュエリスト諸君(*10)にとっては可哀想な話であった。 これらのことから「カス」ネオスに対してこっちは「オワタ」ビウスなんて蔑称で呼ばれることも。 〇E・HERO ジ・アース 漫画版GX初期の十代の切り札モンスター。 モンスターを生け贄にして打点を上げるだけというシンプルかつ使いにくい効果から原作ですら大活躍していたとは言い難い一枚であるが、 初出時は収録カード全10枚が全てシークレット仕様のプレミアムパック10だったためカスレアの定義には当て嵌まらない。 問題はその後「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」で何故かスーパーレアで再録されてしまった事である。 本弾スーパー枠には初登場となるDDの新規カードや、DT出身故に単価が高くなりがちなX-セイバー、ジェムナイト、セイクリッドの切り札級カードの再録が含まれており、 それらと比べて圧倒的に使い勝手の悪いこのカードが当たってしまった場合は大損である。 スーパーかつHERO枠には同時に、優秀な戦闘向け効果を持つ《E・HERO Great TORNADO》があり、 HERO狙いにしてもやはりハズレという他無かった。 ■DUEL TERMINAL 〇《総剣司令 ガトムズ》 DUEL TERMINAL -シンクロ覚醒!!-に収録されていたモンスター。第1次X-セイバーのナンバー2にしてX-セイバーの司令官。 X-セイバーを含む全ての「セイバー」モンスターの攻撃力を400アップする……ただそれだけの上級モンスターである。 当時のセイバーはX-セイバーも含め全員地属性であったため、全体強化ならフィールド魔法の《ガイアパワー》で充分。 上級モンスターとしては攻撃力の低いこのカードを出してまでやる事ではない。 また、語感を優先したのかこのカードのカード名は「総剣司令(そうけんしれい) ガトムズ」。つまり「セイバー」モンスターではない。 よって自己強化ができず低めの攻撃力をカバーできないだけでなく、X-セイバーのサポートカードを使用・共有する事もできない。 この欠点が何より痛く、登場時期もあり「〇〇・オブ・ファイア」や《黄昏の中忍 ニチリン》のような無理やりな配慮も残念ながら無い。 余談だが、当時最強のセイバーモンスターは《X-セイバー ウルベルム》……ではなく《セイバー・ビートル》。 しかも《セイバー・ビートル》は貫通効果を持つため強化効果とのシナジーがあり、「X-セイバーの司令官なのにX-セイバーたちよりカブトムシの方が相性が良い」とかネタにされていた。 そんなことがネタにされたのか遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!では最高打点のセイバーが《セイバーザウルス》であり、当然のようにX-セイバーデッキに彼とともに投入されている。 ちなみに、ちゃんと「X-セイバー」の名を関した派生カードに《XX-セイバー ガトムズ》が存在する。 こちらは高いステータスと強力なハンデス効果を持っており、【X-セイバー】デッキのエースとして活躍できるスペックを持っている。 「セイバー」モンスターを何でもかんでも全体強化するため、ネタカードとしては割と人気があり、エレメントセイバー共々【セイバー】で纏めるある種のテンプレ的なやり取りが存在する。 〇《氷結界のロイヤル・ナイト》 DUEL TERMINAL -ワームの侵攻!!-に収録されていた氷結界のモンスターの1体。 アドバンス召喚成功時に、相手の場にアドバンス召喚のリリースには使用できないトークンを送り付ける効果を持つ。 氷結界のコンセプトのひとつはロックであるため、「相手の場にトークンを送り付けて展開を妨害する」というおジャマのようなカードとしてデザインされたと思われる。 しかし、そのトークンはアドバンス召喚に使えない以外の制約が一切無い。《D-HERO Bloo-D》などの特殊召喚コストはもちろん、シンクロ素材にも問題無く使える。 このカードが出たのはOCG第6期1年目。つまりシンクロ全盛期。 当時の主流であったシンクロデッキ相手にこのカードを使うと、上級モンスターとしては低いステータスのこのカードを態々アドバンス召喚した結果、相手にシンクロ素材をプレゼントするという構図になりかねない。 送り付けるトークンの攻撃力はこのカードより低いので、送り付けたトークンをこのカードで倒し相手に戦闘ダメージを与える、という使い方も一応可能ではある。 しかし、だったらこのカードではなく帝あたりをアドバンス召喚し相手の場のカードを除去して直接攻撃を狙った方が良いのは言うまでもない。 むしろ攻撃時にこのカードを除去されたりした場合、返しのターンで半端に攻撃力を持つトークンに送り付けたプレイヤーが殴り殺されるなんて間抜けな事態が起こり得る。 この頃のDTのカードは「やりたい事はわかるがそのイメージ・コンセプトを優先しすぎて実用性に欠く」カードが多く、このカードはまさにそんな1枚。 あまりに実用性に欠くためか、後に発売された氷結界のストラクチャーデッキにも未収録となっている。 ちなみに褒める所があるとすればイラストの美麗さは間違いない。 氷を模した甲冑を着た騎士がスーパーレアのホイル加工で輝き、この時期のDT特有の雪を連想させる粒々のパラレルレア加工が施されたカードは実にふつくしい。 〇《ナチュル・ガオドレイク》 DUEL TERMINAL -魔轟神復活!!-に収録されていたナチュルのシンクロモンスター。 当時のDT産テーマはカード同士のシナジーに乏しくテーマとして纏まりを欠いたものが多かったが、このカードはシナジーなんてクソ食らえとばかりに効果無しの脳筋カードとなっている。 その攻撃力は3000と確かに高いが、すでに同値の打点と除去効果を備え容易にシンクロ召喚できる《レッド・デーモンズ・ドラゴン》も存在していた。 このカードはシンクロ召喚に手間のかかる星9、しかもシンクロ素材に地属性縛りがあるため、星8で素材縛りの無いレモンと比較したら明らかに出しにくい。 おまけにわずか4ヶ月後、このカードと同じレベル・属性でこのカードより素材の指定が緩く攻守も高い《XX-セイバー ガトムズ》が登場。まったくもっていいとこなしである。 ちなみにレアリティはスーパーレア。魔轟神の必須カードで需要が高かった《魔轟神グリムロ》や当時制限カードで注目の再録枠《カードガンナー》目当てで回したらこいつが出てガッカリした人も多いだろう。 詳しくは項目にて。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アーク以降は? -- 名無しさん (2021-09-13 20 01 13) そもそも、項目の分割って原則的に議論してからやるものでは?こういう意見分かれそうなものは特に慎重にやった方がいいと思うけど、その辺の議論ってちゃんとされてるの? -- 名無しさん (2021-09-13 20 43 26) 後からレアリティ上がったカードのまとめなら分かるけど -- 名無しさん (2021-09-13 21 57 35) 後から評価されてレアリティ上がったカードのまとめなら分かるけど -- 名無しさん (2021-09-13 21 58 35) 天極輝艦こそ真のカスレアだ -- 名無しさん (2021-09-13 22 31 23) ↑3元の項目にも総合掲示板にも相談はないみたいですね、同日のデッキ破壊関係の分割も同じ人がやってるみたいです -- 名無しさん (2021-09-13 23 52 05) 以前もTCG項目をやたらに切り分けて軽く物議を醸した事があったが同じ人だろうか。その時と比べれば丁寧な仕事ではあるけど、分割作業は相談所に持ち込んでからが筋だとは自分も思う。相談所持ち込み案件かなこれは -- 名無しさん (2021-09-14 01 44 36) しかもただ脳死で分割してるだけだから全く文章として繋がりがなくなってるしな。うーんこの -- 名無しさん (2021-09-14 02 23 02) 元々批判的な要素を含むから議論したところで紛糾しそうな上、項目を独立させて記述を充実させようってなっても、今度はどれが使えないカード使えるカードかのラインも曖昧だし、あと数限りないから一覧項目になるっていう。問題だらけ -- 名無しさん (2021-09-14 05 24 53) 淫獄団地と搾精病棟も同じ人が勝手に分割させていた記憶 -- 名無しさん (2021-09-14 07 22 46) DMの同項目に比べて中途半端というか。7期途中のぶつ切りとかするくらいならもうちょい厳選して最近のまでやって欲しい。 -- 名無しさん (2021-09-14 07 30 05) この建主、叩かれてるキャラの記事も相談無しでしかも特に中身を変えないまま独立させてるみたいだね。 -- 名無しさん (2021-09-14 07 32 53) 建て主です。この度はお騒がせして申し訳ございません。親記事のカスレアが肥大化していたので、所要時間30分近い遊戯王OCG関連の項目を独立しました。皆さんが仰るように、内容を確認せずに作成した事や分割項目である旨を伝え忘れた事は全て私の責任です。本当に申し訳ございませんでした -- 名無しさん (2021-09-14 07 38 03) 大規模な編集は要相談だったはず。ここまでゴッソリ削って独立させるのは明らかな大規模編集といえるのでは。 -- 名無しさん (2021-09-14 08 54 55) どうする? 差し戻しのお願いついでに相談所に持ち込む? それとも分割されてしまったものは仕方ないでこのまま運用するか? このまま相談なしの分割が乱発されるのは好ましくないとは思うが -- 名無しさん (2021-09-14 09 53 05) 記事の肥大化それ自体は事実だから戻す意味はないけど、建主は相談無しで大規模編集してるから相談所に相談、でいいんじゃない? -- 名無しさん (2021-09-14 10 35 37) 《天極輝艦-熊斗竜巧》はベアルクティ側ではアドバンテージを稼げるためこの項目に入れるほどとは -- 名無しさん (2021-09-14 19 32 23) カスなんてつけるくらいだから、コメント欄で相談してから追加するくらい慎重にやったほうが良いんじゃないか? -- 名無しさん (2021-09-14 19 37 37) 生け贄を抱く爆弾とコストダウンはラッシュデュエルで出たら輝きそう -- 名無しさん (2021-09-14 19 46 00) 《天極輝艦-熊斗竜巧》、カスレアという程じゃないとの事だがそんなに? アドが稼げるというのは「無理くり使い道を見出すならこういう感じ」とかいう話ではなく、「採用する事で動かし方の幅を広げる事ができる」「採用する型の方が採用しないより強い」レベルの話なの? 自分の追記箇所がcoされた不満とかじゃなくて本当に聞きたい。このサイトといい本家wikiといい、肯定的に扱ってる所を見た事無いんだ -- 名無しさん (2021-09-14 21 25 42) ベアトロンは効果自体はベアルクティでは使えるし採用するドライトロンをファフニールだけに絞ればまぁ使えなくもない、ってレベルだからこの項目にある様などうしようもない様な連中と比べたらまだマシって感じだから微妙かなぁ。ドライトロンではまず使わんし、ベアルクティでもぶっちゃけ抜いた方が良いまであるのは間違いないけど。カスレアと言うよりハズレア?(カスよりマシ的な意味) -- 名無しさん (2021-09-14 21 43 39) youtubeにて、ベアルクティを回している動画で登場しており、アドを稼ぐ動きをしていましたね -- 名無しさん (2021-09-14 22 34 48) ベアトロンは返しに潰されたとしてもそれまでに最大で3,4枚分のリソースが得られるので、お釣りが返ってくる可能性は十分にある(妨害喰らったら話は変わるけれどそれは他のカードにも言える事)。デッキスロット食うわりにしょっぱいのも確かだけれど少なくともここにいる連中と同列に扱うのは流石に失礼なレベルだと思うよ。 -- 名無しさん (2021-09-14 22 40 09) 性能が悪くても同弾にそれと同等以下しか封入されてなければカスレアとはあまり呼ばれないし、性能が良くても同弾に壊れがあれば相対評価でカスレアにもなるので、絶対評価で書くか相対評価で書くかは結構重要なところ MtG・DMは絶対評価採用だけど -- 名無しさん (2021-09-14 23 13 46) 欲しかったカードが当たらなかったからという個人的な感情で書いていると思わせるようなものは流石にダメだと思いますが -- 名無しさん (2021-09-14 23 24 19) ↑ カスレア側の定義を見て欲しい、相対評価での外れでもあるんだし -- 名無しさん (2021-09-14 23 34 39) なんかデュエリストの黒歴史みたいな項目だなぁ -- 名無しさん (2021-09-15 00 22 06) まあカスレアでも美品なら数万超えるやつらもあるからな(特にレリーフ) -- 名無しさん (2021-09-15 13 05 27) ヴォルカくじのはずれの方ことフリザードンもカスレア指数高い -- 名無しさん (2021-09-15 21 48 31) ↑元カスレアを参照してください -- 名無しさん (2021-09-15 22 33 28) ラッシュデュエルなら生け贄の抱く爆弾とコストダウンは使いやすそう。 -- 名無しさん (2021-09-16 08 16 21) アックス・レイダー!ウルレアモンスターだぜ! -- 名無しさん (2021-09-16 21 55 27) ↑3てかそれのリンクかその項目もこっちに統合しないと駄目だよねこの項目 -- 名無しさん (2021-09-18 13 06 48) 「アニメでカッコよくフィニッシャーを飾ったカードも」と書いてある割にそういったパターンのハズレもないというのが不可解ですね。基準変わったんでしょうか -- 名無しさん (2021-09-18 13 30 47) ↑HEROがずらっと居並びかねないからカオスネオスとランバートガンナー筆頭にお察しという部分 -- 名無しさん (2021-09-18 13 55 27) 元カスレアは逆に遊戯王切り分けると短過ぎて歪なのよな カスレアは際限なく増えるけど大逆転劇はそうそう起きないからね -- 名無しさん (2021-09-18 19 33 51) カスレアって呼称MTGで利用されてて遊戯王で利用されてるのほぼ見ないんだが。江戸しぐさかなんか -- 名無しさん (2021-09-19 08 36 29) ↑遊戯王wikiにはちゃんと記載されてるし、お前が知らないだけでは?まぁハズレアのほうが一般的な気がするけど -- 名無しさん (2021-09-19 09 47 04) どっちにしろ表現的には酷い気がするけど、ハズレアのほうがまだ柔らかい表現な気もする -- 名無しさん (2021-09-19 13 03 07) わざわざ外部wikiに持ち込んで項目作るほどなのかこれは -- 名無しさん (2021-09-20 00 39 34) ↑3 カードwikiだと「ハズレア」は複数ヒットするが「カスレア」は1件しかヒットしない上にこの手のハズレを指す用語の例示として登場しているのみなんだけどな。少なくともカードwiki編集者には一般的ではないか意図して避けられている傾向が見受けられるのでは? -- 名無しさん (2021-09-24 09 30 47) 他にも「遊戯王@2ch辞典」「遊戯王2ch本スレWiki」「toronikka @ ウィキ」も調べてみたが、「ハズレア」はヒットするが「カスレア」のヒットはなし(本スレwikiは両方ヒットせず)。やはり「ハズレア」の方が遊戯王界隈では通りがいいと見なして良いのでは? -- 名無しさん (2021-09-24 09 35 02) まとめられてた頃ならともかく、独立したら馴染みが薄くなるってところだろう。 -- 名無しさん (2021-09-24 09 36 46) アニヲタwikiのTCG用語項目としての統一感的に項目名自体はこのままでも良いのでは。一応先頭に「遊戯王ではハズレアの方が一般的」って書いておいたし -- 名無しさん (2021-09-24 10 36 10) ↑リアニメイトが遊戯王だけ蘇生・帰還になってるので別に統一しないといけないわけではない(あれも独立当初はリアニメイトってなってたけどYPから「リアニメイトってなに?」ってなったのがきっかけで変更されてる) -- 名無しさん (2021-09-24 10 46 35) ↑ そうだったのか。確かに言われてみれば『リアニメイト(遊戯王)』だけ無いな。それだったらば『ハズレア(遊戯王OCG)』に改題しても良いかもね -- 名無しさん (2021-09-24 12 48 06) 無能な働き者が誰にも相談しないで勝手に項目を雑に切り分けたせいで要らん問題や議論が噴出してる感じか…これ内容削って元の項目に戻すのがいい感じするけどどうだろ… -- 名無しさん (2021-09-25 09 36 42) インセクトプリンセスの考察を載せていた人は当時の環境などをちゃんと考慮できていないようで……当時(2003年)からパラサイドとのコンボは論外で、DNA改造手術とコンボがあり、その上で不安定という評価でしたね -- 名無しさん (2021-09-26 10 32 00) ↑2 特定のものを貶める/揶揄するのが内容上どうやっても発生し、コメント欄荒れる温床になる以上そもそもカスレア記事自体の必要性を疑います。 -- 名無しさん (2021-09-28 21 17 12) ハズレ収録するくらいなら枠削れよって話だしな。それか一部のTCGでやってる全カードを光り物とノーマルで収録するとかさぁ -- 名無しさん (2021-11-14 14 19 09) ハズレア・カスレアの経緯について調査してみた。遊戯王カードwikiでバックアップ調べてみると2008年に限り「カスレア」のみ記載の記事が存在、2009年には「ハズレレア(ハズレア)」に更新されその後併記されて現在に至る。…つまり、「2008年以前には使われていた可能性があるが定着はしておらず、2009年以降はハズレアがメインになって消えた」って所が実態に近いのではなかろうか。…やっぱりハズレアが記事名で良くない? -- 名無しさん (2022-03-18 13 18 05) 後注釈で「カスネオスって使われてんだからカスレアは定着していた!」とかご丁寧に二箇所も同じ内容を書き込んでるのが居るが、別にマックソとかいう蔑称が流行ったけどクソカード呼びが定着したわけじゃないんで妄想としか言いようがない。贔屓目に見ても「一時的に流行したのかも」ぐらいに捉えるのが限度 -- 名無しさん (2022-03-18 13 23 55) 有意義な時間の使い方だなあ -- 名無しさん (2022-03-20 20 53 45) 日本ではノーマルなんだから対象外では? -- 名無しさん (2022-04-09 11 39 58) 某オベリスクの巨神兵「なるほど・・・これは重症だな!」 -- 名無しさん (2022-09-30 18 04 49) アニメ産E・HERO融合モンスターはほとんどが高レアなのに弱い -- 名無しさん (2023-03-07 10 54 10) エアロシャークは元カスレアに移動させた方が良さそう -- 名無しさん (2024-02-09 19 02 51) 正直ウインドローズの所にいる「CX ダーク・フェアリー・チア・ガール」は同程度にはハズレア寄りだよな。シルフィーネと並んでるから効果も使いやすいってなってるけど場から墓地にいったら1枚ドロー+フェアリーチアガール素材にした時の戦闘破壊したら追加バーンだしCX前提だから直接出すには重めな5×3だからなぁ -- 名無しさん (2024-03-29 11 50 30) 魅惑の女王は新弾のカード効果次第で脱却もありうる。 -- 名無しさん (2024-04-24 16 30 56) TF4の一族の結束も書きたい。カードが弱いのではなく、複数のパックでウルレアにされてる枠潰し的な意味で -- 名無しさん (2024-05-15 17 19 12) 魅惑の女王は新弾のカード性能で必要にはなるし、新弾出たら一週間後に元カスレアに移動予定。エアロ・シャークもそのタイミングで動かす予定。 -- 名無しさん (2024-05-23 19 45 22) デステニー・デストロイはなんか無理やり載せてる感じがすごい。さも海外手では異常な高レアになってるみたいな書き方してるが当時の海外版って字レア以上には全部レリーフあったからここに挙げるのは適切でないぞ -- 名無しさん (2024-05-30 18 27 44) ↑アルレア枠を食ってるとかはないのか? -- 名無しさん (2024-06-05 19 47 55) 名前 コメント
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登録日:2022/05/01 Sun 15 51 07 更新日:2024/06/02 Sun 17 34 21NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 POWER OF THE ELEMENTS アイドルカード コントロール奪取 ホログラフィックレア リリース 天使族 巫女 攻撃力と守備力の数値が同じ 攻撃力アップ 星1 炎属性 特殊召喚モンスター 観賞用 遊戯王 遊戯王OCG とある神が顕現した折の少女の姿() 少女が見据える世界は、救済するに値するか否か() 答えは未だ出ていない() 《倶利伽羅天童(くりからてんどう)》とは、遊戯王OCGに登場するカードの一枚である。 2022年4月発売のパック「POWER OF THE ELEMENTS」にて初登場した。同弾のホログラフィックレアも務めている。 なお遊戯王OCG公式データベースと遊戯王マスターデュエルでは「倶」の字が異体字の「俱」(右側の「目」と横棒がくっついている)となっているが、ここでは印刷されたカードの表記に従う事とする。 【性能】 特殊召喚・効果モンスター 星1/炎属性/天使族/攻1500/守1500 このカードは通常召喚できない。 このターンに相手のモンスターゾーンで効果を発動した自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースした場合のみ特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するためにリリースしたモンスターの数×1500アップする。 (2):自分エンドフェイズに、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 新しく登場した美少女カード。 イラストに描かれてるのは巫女服を着た可愛らしい女の子だが、その後ろには彼女の背丈以上の大きさの大剣と、それよりも大きな竜が描かれている。 そのふつくしいイラストに加え《原始生命態ニビル》のように見える豪快な効果から発売前から注目されていた。 が、よく見ればそれは盛大な勘違いであり、どちらかというと「壊獣」に近い性質である事がわかる。 相手フィールドで効果を発動したモンスターを全てリリースして特殊召喚する。とだけ書かれているが、これは単なる「召喚条件」であるため自分のターンでしか使えない。ややこしいがそういう事なのだ。 また壊獣や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》のようにリリースできるカードを選べるわけではなく「効果を使ったモンスター」を「問答無用で除去する」形になる。そのため思ったより除去できなかったり、逆に余計なものまでリリースして墓地効果を発動される可能性もある。 とはいえ、《原始生命態ニビル》や壊獣と違い、除去と引き換えに相手を利する要素がなく、それどころか高打点モンスターを出せるのは魅力的である。 モンスターがリリースされるだけでもキツいのに、リリースしたモンスターが1体でも攻撃力3000、2体だと攻撃力4500が奇襲してくるのは相手にとって溜まったものではない。 つまり刺さる相手へのアドバンテージは絶大だが、その分腐りやすいピーキーなカードと言えよう。 書いてあることがややこしく理解しにくい意味でもピーキーとも言える。 なので使い方としては《フルール・ド・バロネス》や《崇高なる宣告者》と言った、こちらの効果を封じる制圧モンスターにわざと無効化を使わせた後に消し去るというのが基本。 だが、大抵の妨害効果は1ターンに1度であり、先に撃たせる必要がある時点でありがたみは7割減である。 ぶっ刺さるのは、蟲惑魔やクシャトリラのような「制圧とは別に相手ターンに効果を発動する」ギミック。 蟲惑魔の場合は罠は残してしまうが、アド取りも妨害も1枚でできる凶悪モンスターなんかはいいカモである。 なお、壊獣同様に召喚効果はチェーンブロックを作らない効果なので、《墓穴ホール》を構えられようが確実に除去は可能。 特にクシャトリラは相手ターンでも使える強力な除外効果を有しているモンスターが主戦力であることや、《クシャトリラ・アライズハート》の②の効果である除外されたカードをX素材にする効果は強制効果のため、場をガラ空きにすることも夢ではない。 なのでOCG、MDともにクシャトリラの規制が進みみんなが喜んでいる中で唯一嫌がっている子とネタにされることもあったとか。 またターン1制限が(2)にしかないので、彼女を特殊召喚後、相手が《倶利伽羅天童》を除去しようとモンスター効果を使用したりした場合、手札に2枚目があればまた特殊召喚が使える。 カードに選ばれすぎて2枚手札に来た時はワンチャンそれに賭けてみるのも良いだろう。 逆に彼女を《強制脱出装置》などの手札バウンスで処理したら2回目が飛んでくる可能性があるので注意しよう。 そして忘れがちだが(2)の効果も強力。相手モンスターを1体蘇生できるのだ。 フィールドを荒らした後、彼女の効果でリリースした制圧モンスターを蘇生できればしめたもの。そうじゃなくても相手の展開の要を奪う妨害もできる。 エンドフェイズとタイミングは遅いが、決まればゲームエンドも十分に見えてくるだろう。 また天使族、レベル1、攻守1500というステータスもサーチしやすく非常に優秀。 彼女をサーチすれば相手には重大なプレッシャーを与えられるだろう。 後述するように肝心要の「除去としての確実性」を欠いているので、登場してから当分の間は「決まれば強い一発芸」「リターンは大きい分の悪いギャンブル」といった具合でトーナメントレベルでの評価は低くかった。 このカードが注目されるようになったのは、スプライトに加えてクシャトリラピュアリィが台頭してから。 こいつらはフィールド上で展開したカードの効果をスタンバイフェイズやメインフェイズの最初の方に使う都合上《倶利伽羅天童》は非常にぶっ刺さるのである。 そして2023年3月登場のデッキビルドパックに登場した新カテゴリ【VS】においては 手札に炎属性を握っておきたい特殊な事情がある 後攻制圧に弱いVSにとって捲り札の存在は重要 《スモール・ワールド》の弾になる 【VS】自体も相手ターンで動きまくるデッキなので、単純にこのカードがぶっ刺さるデッキが増えた と言った理由から評価されている。 良くも悪くも環境によって強さが左右するカードであるといえる。 現在は炎属性レベル1を安易にサーチできるカテゴリ【スネークアイ】によってこのステータスが大いに活かされサーチしやすいという特徴を得た。 《ワンチャン!?》などのレベル1サポートカードもより使いやすくなっており、遂に時代が到来している。 勿論他のデッキに無条件で入るほど汎用性があるわけでもないし刺さらない相手には以前刺さらないが、ここに来てようやく隠された実力が発揮されることとなっている。 【このカードの弱点】 あくまで対象は「この(=自分の)ターンにフィールド上で効果を発動したモンスター」のみなので、通常モンスターや相手ターンに効果が発動したモンスター、 自分ターンに影響が及ぶ物でも、永続効果や墓地・手札・除外ゾーンで効果が発動するようなモンスターを処理できない。 また、相手がこのカードを警戒して、狙いたいカードの効果を発動しないという事も十分に考えられる。 それから、壊獣や《原始生命態ニビル》と同じく特殊召喚やリリースを封じられるのもきつい。 現在の遊戯王は相手ターンにも効果をバシバシ発動してくるものが多いが、実際のところは手札や墓地での効果も多いため思ったより通らない。 フィールドで使われてもカードがいなくなっている、なんて事も起こり得る。 この辺の「除去対象が限定的」という弱点は登場当初の評価の低さにも繋がっている。 どういうことかというと、同じくPOWER OF THE ELEMENTSで登場した同期のティアラメンツと相性が悪い。 ティアラメンツは魔法や罠による制圧を駆使し、効果を使う際は墓地、更に使った当人もフィールドに残らない。「相手フィールド上で効果を発動したモンスター」にしか刺さらない《倶利伽羅天童》は、イシズを相方に得て11期の問題児筆頭格として猛威を振るったティアラメンツ全盛期では手札で腐りやすく、評価を落としていたのである。 他にも純正【エルドリッチ】相手に使っても、手札・墓地効果しかない《黄金卿エルドリッチ》と罠モンスターばかりがフィールドに出てくるのでまず腐るだろう。 その性質上、相手のデッキを見定め投入するかしないかを決められるサイドデッキ向けのカードであり、シングル戦で使う場合は相手が刺さるデッキであることを祈るしか無い。 しかし相手にモンスターを残さずこちらに高ステータスカードを降臨させ、なおかつエンドフェイズまで生存させることができれば相手限定の《死者蘇生》もできるため、リスクに応じたリターンはしっかりと返せるカードと言えよう。 今一度、類似カードまとめると以下の様になる。 デッキや環境によって採用するカードを選ぶと良いだろう。 主な相手モンスターをリリースで処理できるモンスターカードまとめ カード名 長所 短所 レベル 属性 種族 倶利伽羅天童 状況下によっては高攻撃力が見込めてフィニッシャーとして活用できる。リリースがコストであり妨害されにくい。相手フィールドに何も召喚しないので、特殊召喚後に素材利用や高ステータスモンスターでの攻撃といったリスクが存在しない。素のレベル・ステータス共に低く、種族もサポートが多いのでサーチ手段が豊富。特殊召喚モンスターであり、【推理ゲート】や【ドライトロン】などでも無理なく採用ができる。イラストがかわいい女の子。 自分ターンにしか特殊召喚できない。 狙ったモンスターを処理できない可能性がある。永続効果や通常モンスターなどを処理できない。特殊召喚モンスターの為、最悪通常召喚や他の特殊召喚をするという選択肢が取れない。 1 炎 天使 海亀壊獣ガメシエル壊星壊獣ジズキエル怪粉壊獣ガダーラ多次元壊獣ラディアン怒炎壊獣ドゴラン粘糸壊獣クモグス雷撃壊獣サンダー・ザ・キング 相手モンスターが1体でも出せるため小回りが利く。総じてステータスは高いが、相手フィールドに特殊召喚すればこちらも特殊召喚できるので2種以上いる時はより高攻撃力を出して処理可能。リリースがコストであり妨害されにくい。リリースできないモンスターを除いてあらゆるモンスターを除去可能。レベル・種族・属性が豊富であり、デッキや環境に合わせた採用ができる。「壊獣」モンスターのサポートカードを使用できる。 自分ターンにしか特殊召喚できない。 相手フィールドに1体しか出せない。相手モンスターを1体しか処理できない。送り付けるモンスターを素材や攻撃手段等に逆利用されてしまう可能性がある。特殊召喚の表示形式が攻撃表示に限定されている。相手が壊獣カウンターを使うデッキだと効果を使われ甚大な被害を被ることがある。 7~10 水光風闇炎地 水機械昆虫悪魔恐竜雷 サタンクロース 相手モンスターが1体でも出せるため小回りが利く。リリースがコストであり妨害されにくい。リリースできないモンスターを除いてあらゆるモンスターを除去可能。そこまでステータスが高くないため比較的始末しやすい。 自分ターンにしか特殊召喚できない。 相手モンスターを1体しか処理できない。送り付けるモンスターを素材等に逆利用されてしまう可能性がある。自分ターン中に始末し損ねた場合相手に1ドローを許してしまう。特殊召喚の表示形式が守備表示に限定されている。 6 光 悪魔 原始生命態ニビル 条件こそあるが相手ターンでもリリース可能。 フィールドのモンスターを根こそぎ処理できる。リリースできないモンスターを除いてあらゆるモンスターを除去可能。 リリースが効果であるため無効化されるとモンスターを処理できない。相手に召喚するトークンが高ステータスになりがちで、逆利用されてしまう可能性がある。 11 光 岩石 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム モンスターを2体リリースするためアドバンテージで損しない。リリースがコストであり妨害されにくい。特殊召喚モンスターであり、【推理ゲート】や【ドライトロン】などでも無理なく採用ができる。リリースできないモンスターを除いてあらゆるモンスターを除去可能。ラヴァ・ゴーレムを持っているプレイヤーへのバーン効果を持ち、存在する限り相手にダメージを与えられる。 自分ターンにしか特殊召喚できない。 リリースするモンスターが必ず2体必要となる。特殊召喚する場合は通常召喚が不可能になる。送り付けるモンスターを素材や攻撃手段等に逆利用されてしまう可能性がある。 8 炎 悪魔 ヴォルカニック・クイーン 相手モンスターが1体でも出せるため小回りが利く。リリースがコストであり妨害されにくい。特殊召喚モンスターであり、【推理ゲート】や【ドライトロン】などでも無理なく採用ができる。リリースできないモンスターを除いてあらゆるモンスターを除去可能。《ヴォルカニック・クイーン》を持っているプレイヤーへのバーン効果を持ち、存在する限り相手にダメージを与えられる。「ヴォルカニック」モンスターのサポートカードを使用できる。 自分ターンにしか特殊召喚できない。 相手モンスターを1体しか処理できない。特殊召喚する場合は通常召喚が不可能になる。送り付けるモンスターを素材や攻撃手段等に逆利用されてしまう可能性がある。自分(このカードを送り付けた側)へのバーン効果があり、これを相手に利用されるリスクがある。 6 炎 炎 ラーの翼神竜-球体形 これらのカードの中で唯一通常召喚扱いで出せるため、結界像など特殊召喚を封じるカードも処理できる。リリースがコストであり妨害されにくい。モンスターを3体リリースするためアドバンテージで損しない。攻撃できず、次のターンに自分の場に戻ってくるので、処理に他のカードが必要ない。攻撃・効果対象にならないので戻った後に単独なら、壁にも有用。対応カードを入れていればリリースして高ステータスのモンスターの特殊召喚が可能。 自分ターンにしか召喚できない。 召喚権を使ってしまう。リリースするモンスターが必ず3体必要となる。希少なステータス故、サーチ効果で手札に加えるのが困難。対象に取れないのでフィールドから手札に回収しての再利用が困難。効果を無効にしなければ攻撃対象にできないので、召喚ターンの相手フィールドにこのカードだけの場合は攻撃できない。特異なステータスのため他に比べると低めだが、相手に送り付ける以上逆利用されるリスクは存在。 10 神 幻神獣 【余談】 「倶利伽羅」はサンスクリット語のクリカ(Kulika)の音写でありインドでは八大龍王の内の一王の名として扱われている。 他にも「大剣に巻き付いた竜」を意味する事もある。要するにおみやげ物屋に売られてるかっこいいキーホルダーのアレ。 そして「天童」とは「仏法守護のため、子供の姿に変身して人間界に現れた天人または鬼神」もしくは「祭礼などのとき、天人の姿に扮する少年少女」との事。よしみではない。 意外にも遊戯王OCGでは初めての和風の巫女服姿を身に纏った少女のカードでもある。(一般的な巫女服とは細部が結構違うが) ちなみに設定資料によると浮いて移動するらしい。 2022年12月に発売された「SECRET UTILITY BOX」いわゆる年末箱にもピックアップされたカードの1枚。 またマスターデュエルでは演出有りのカードとして実装されただけでなく同時にスリーブとアイコンも発売された。 イマイチ使いづらいがそれでも彼女の見た目に惚れたデュエリストなら使ってみるのも如何だろうか。 追記・修正はこのカードで相手フィールドのモンスター6体をリリースしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アポロウーサとか宣告者相手だと壊獣で良いんだよな -- 名無しさん (2022-05-01 16 32 11) POTE出身 -- 名無しさん (2022-05-01 17 22 31) 効果を発動するわけではないのに手札誘発扱いはおかしくね? -- 名無しさん (2022-05-01 18 31 51) もしかしてエルドリッチデッキ相手には使い所ゼロか?スペリオルドーラでも呼ばれない限り -- 名無しさん (2022-05-01 20 06 15) 制圧対策なのはいいが範囲狭いんよね。あくまで誘発で無効化する系にしか効かんし、そもそも誘発させんとダメだし。 -- 名無しさん (2022-05-01 20 16 44) 美少女化したニビルみたいに言ってる動画やツイートが多くて相手ターンでも使えると勘違いしてる人が結構いそう -- 名無しさん (2022-05-01 20 46 02) そんなに二ビル亜種扱いされてたっけ?発売前から大体の所で -- 名無しさん (2022-05-01 20 50 29) リリースに条件があるかわりに自分場に出てくる壊獣扱いされてたような -- 名無しさん (2022-05-01 20 52 26) 倶利伽羅って不動明王の持ってる剣でもなかったっけ? -- 名無しさん (2022-05-01 22 11 25) ぶっちゃけ壊獣でいいよね -- 名無しさん (2022-05-01 22 58 18) プリシクがクソ高い -- 名無しさん (2022-05-02 02 10 17) 細かいですけど(1)にターン1がないというよりは特殊召喚にターン1がないカードですね -- 名無しさん (2022-05-02 03 12 33) 書いてあることは強いがその状況は大抵よろしくないのでこいつを出したところでひっくり返せるかは微妙という -- 名無しさん (2022-05-02 03 19 00) 今までかたくなに巫女キャラ出さないから何か宗教的な問題があるかと思ったんだが、規制が緩くなったのかな -- 名無しさん (2022-05-02 09 00 24) 自分のターンなのに勝手に動いては無効破壊で妨害してくるやつらへの罰ゲーム的な存在だよね バロネスといいデクレアラーといい -- 名無しさん (2022-05-02 10 54 55) 倶利伽羅って不動明王の持ってる剣 それもありますが不動明王は童子(天童)と縁が深く、不動明王もモチーフの一つでしょう。妖怪少女のように明王モチーフのモンスターが増えるかも。 -- 名無しさん (2022-05-02 12 03 03) 真竜使ってるから流行らんでほしい -- 名無しさん (2022-05-02 23 26 47) こんだけ文字ばっかりの表だったらいらんな。 -- 名無しさん (2022-05-03 00 43 36) 怪獣はともかくニビルはあらゆるというにはリリースが効かないやつがちょいちょいいる気がする -- 名無しさん (2022-05-03 07 21 47) 性能に関しては使いづらさの方が目立つ。それはそれとしてミニスカ袴と生足が凄くえっち -- 名無しさん (2022-05-03 09 23 50) 相手モンスターをリリースするカードの話になると大抵ニビルが比較対象として出てくるけど、効果無効にする奴やそもそも何も効かない奴が跋扈してる現代で、リリースがコストになってるモンスターと同じ感覚でニビルを使うと痛い目を見るよね -- 名無しさん (2022-05-03 15 24 44) 自分ターン限定の時点で比較対象はニビルよりも壊獣ラヴァゴ。高打点渡すのは思いの外キツイから有用モンスター出しつつ除去れるのは強みだけど仮想的がパーミ持ちにほぼ限定される上効果を一回通させるのがかなりしんどい。 -- 名無しさん (2022-05-03 19 05 21) どうしてサタンクロースは記事内に書かれてないんだ? -- 名無しさん (2022-05-04 12 48 55) 11期のホロレア組はMDで召喚演出付くからこの子もあるよね。早く拝みたいんだけど実装は1年先か… -- 名無しさん (2022-05-05 00 58 49) ラーの処理方法ってリンク素材にすればよいからそこまで困らないと思うし、なんなら相手にリンク素材として処理されると思う。 -- 名無しさん (2022-05-05 07 15 11) 初の巫女服ってマジ?確かに巫女と名前についていながら全然巫女服っぽくないカードが多いとは思うけど -- 名無しさん (2022-05-05 15 49 02) 効果外テキストが何回読んでも理解できなかったので解説助かる どこで区切ればいいんだ…? -- 名無しさん (2022-05-06 09 09 38) 使いにくいけどリターンでかくてなぁ。バロネスもぐもぐからの寝取りが中々美味しい -- 名無しさん (2022-05-30 23 39 37) VSの登場で「手札に抱えやすい炎属性」(=VSの効果発動のトリガーになれる、スモールワールドでラゼンにアクセス出来る)、「捲り性能が非常に高い」(=後攻が弱いVSの弱点を補完出来る)と地味に評価されつつあるな… -- 名無しさん (2023-03-25 22 54 40) くりかーらたまにありがとう -- 名無しさん (2023-05-23 18 08 50) VSと相性が良いと言われると何か格ゲーに出てくるラスボスのように見えなくもない気がしてきた。ギルみたいな超然としてるタイプ。 -- 名無しさん (2023-06-17 02 19 55) クシャトリラを全て飲み込んで逆転した時が忘れられなくてデッキにピン刺ししちゃう -- 名無しさん (2023-10-18 11 24 11) ↑1 やっぱロマン砲は良いものよな。 -- 名無しさん (2024-02-20 06 02 11) 名前 コメント
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遊戯王 アナクシスについて 遊戯王 アナクシスとは、原作の遊戯王とは、また違う漢字の世界観を演出するために、白執事が、創り出したっ世界。 主人公は、世界で、1,2を争う大金持ちの外の世界に、夢見る少女 大海 櫻が、ロックバレー大会に出場し、栄光をつかみ、その事によって、事件に巻き込まれるという話である。 遊戯王 アナクシス 現実と旋律のデッキ 第1章へ進む
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油圧ショーベェ使用カード 効果モンスター 《穿孔重機ドリルジャンボ》 《整地重機ロードローラー》 《掘削重機ストロングショベル》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《重機王ドボク・ザーク》 ▲画面の上へ 魔法カード 《突貫工事》 《スクラップ・アンド・ビルド》 《オーバーホール》 ▲画面の上へ 罠カード 《燃える男の赤い魂》 ▲画面の上へ
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真月零使用カード 効果モンスター 《シャイニング・ボンバー》 《シャイニング・スライ》 《シャイニング・ラビット》 ▲画面の上へ 魔法カード 《シャイニング・ブリッジ》 《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》 ▲画面の上へ 罠カード 《シャイニング・スタント》 《シャイニング・リボーン》 ▲画面の上へ
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このページでは大会の結果やリプレイファイル 大会で実績を残したデッキレシピなどの情報をまとめます。 リプレイやデッキレシピを公開する場合該当のデッキ所有者およびデュエルに参加していたプレイヤーのリプレイを公開してよいか参加者に同意の確認をお願いいたします。 アップするときは各ページにyrp、ydkファイルをうpしてください zipも可 ◆FKZLVyPF.Q主催の大会 第4回練習 参加者22名 1位 hiroahi【炎王】 2位 zoo【アンデットガスタ】 3位 drury【ガジェット】 4位 reoga【スクラップ】 決勝と3決のリプレイ http //www1.axfc.net/uploader/so/2855025 第3回練習 参加者16名 優勝者 半【カオスフルモン帝】 準優勝者 yariza【サイキックガスタ】 3位 lololololo【ガジェ】 4位 ringo【サモンチェーンスクラップ】 決勝と3決のリプレイ http //www1.axfc.net/uploader/so/2852039 第2回練習 参加者8名 1位 sebas【エクストラソード】 2位 ventus【ブリザード・プリンセス】 3位 【ディフォーマー】 4位 【宝玉】 決勝のリプレイ http //www1.axfc.net/uploader/so/2850507 passはads 使用した禁止制限 http //www1.axfc.net/uploader/so/2850083 magmag杯 第1回 参加者11名 使用した禁止制限 http //www1.axfc.net/uploader/so/2852827 結果 1位 おかつみ【ネクロギアバレ】 2位 ぶれポン【荒行六武】 第1回magmag杯リプレイ.zip Bell s Cup 第1回 参加者6名 禁止制限 http //www1.axfc.net/uploader/so/2854064?key=0402 【甲虫装機】1位 【兎ヴェルズ】2位 【HEROビート】3位(→【光ビート】に修正)
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ズァーク使用カード 効果モンスター 《オッドアイズ・ドラゴン》 《アストログラフ・マジシャン》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》 《覇王眷竜スターヴヴェノム》 ▲画面の上へ シンクロモンスター 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》 《覇王眷竜クリアウィング》 ▲画面の上へ エクシーズモンスター 《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》 《覇王眷竜ダークリベリオン》 ▲画面の上へ ペンデュラムモンスター 《覇王門零》 《覇王門無限》 《覇王眷竜ダークヴルム》 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》 《覇王眷竜オッドアイズ》 ▲画面の上へ 融合シンクロエクシーズペンデュラムモンスター 《覇王龍ズァーク》 ▲画面の上へ 魔法カード 《覇王烈気》 《スマイル・ユニバース》 ▲画面の上へ 罠カード 《覇王乱舞》 《覇王無礼》 《覇王の逆鱗》 ▲画面の上へ
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ディアナ使用カード 効果モンスター 《ガーディアン・バオウ》 《月の女戦士》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《月の守護者》 ▲画面の上へ 魔法カード 《融合》 ▲画面の上へ 罠カード 《守護者礼賛》 ▲画面の上へ